電装DIYでは必ず出てくる「配線の絶縁作業」。
ぼくも最初のころは電装テープで巻くだけの簡単作業だと思い、ケチって薄く巻いた結果……後日しっかり“断線”して泣きを見た経験があります。
この記事では、電装テープをケチったことで起きたトラブルと、正しい巻き方・代替手段をまとめています。
これから電装DIYを始める人の参考になるはずです。
ケチった電装テープが原因で起きた実際のトラブル
症状:突然アクセサリー電源が落ちた
ドラレコの配線を分岐して取り付けたときのこと。
エーモンの電装テープを巻いたものの、節約しようとして 2周くらいしか巻かなかったんです。
その結果…
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振動でテープが緩む
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カプラー付近の配線がむき出しに
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走行中に ACC電源が一瞬落ちる症状 が発生
まさかテープだけでこんな不具合が出るとは思ってませんでした。
最終的には完全に断線
しばらくすると、ドラレコがまったく起動しなくなり、配線を確認したら 導線が折れるように断線。
原因は明らかで、
むき出しになった部分が振動で擦れ続けて金属疲労を起こした ためでした。
なぜ電装テープをケチると危ないのか?
1. 2〜3周では絶縁力が弱すぎる
電装テープは最低でも 8周以上 は巻くのが推奨レベル。
薄く巻くと以下のようなトラブルに直結します。
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絶縁が弱くショートの可能性
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振動で巻きが緩む
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湿気が入り腐食が進む
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配線がむき出しになり断線しやすい
特に車の振動は想像以上。
ケチったテープは絶対に持ちません。
2. 100円ショップのテープは粘着が弱い
実際ぼくが失敗したテープも100均のもの。
車用の電装テープとは粘着力も耐熱性も全然違っています。
正しい電装テープの巻き方(初心者向け)
① 必ず7〜10周は巻く
メーカー推奨でもだいたいこのくらい。
ケチらないのが一番の対策。
② 巻き始めと巻き終わりは“引っ張って伸ばす”
伸ばしながら巻くことで密着力が段違いにアップする。
③ ハーネス形状に沿わせて巻く
無理な角度で巻くと後で剥がれます。
電装テープ以外のおすすめ絶縁方法
実際にぼくもこの失敗を経て、次からは 別の方法 に切り替えました。
● 収縮チューブ
最強。
ヒートガンやライターで炙るとギュッと縮んで絶縁と固定が同時にできる。
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見た目がキレイ
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高耐久
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再発率ほぼゼロ
● 自己融着テープ
配線の上から巻くとテープ同士が溶けて一体化する。
電装テープより剥がれにくい。
今回の失敗から学んだこと
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電装テープをケチると絶縁不足 → 最悪断線
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車は振動が多く、ちょっとした手抜きが後々トラブルに
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電装テープは質と量が重要
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収縮チューブを使うと仕上がりが安定する
DIY初心者のころの自分に言いたいのは、
「数十円をケチると後で数時間の手間になるぞ」 ということ。

