車の足回りをいじるとき、必ずと言っていいほどセットで必要なのがアライメント調整。
でも、DIYでサスペンション交換をした当時のぼくは「直進してるし大丈夫でしょ」と油断して、そのまま数週間走ってしまいました。
結果、タイヤの片減り・ハンドルのセンターズレ・燃費悪化…
しっかり“代償”を払うことに。
この記事では、サス交換後のアライメント狂いで起きた失敗と、初心者が特に気をつけるべきポイントをまとめます。
■ DIYサス交換後に起きた実際のトラブル
① 車がまっすぐ走らなくなった
サス交換直後の試走で、ほんの少しだけ左に流れる感じがありました。
「気のせいかな?」
「新品のサスだし慣らしが必要かも?」
完全に素人思考です。
結局そのまま放置したことで、走行中の微妙なズレがどんどん悪化。
② ハンドルセンターがズレた
ある日気づくと、ハンドルを少し右に切った状態でようやく真っ直ぐ走る状態に。
サス交換でキャンバー角やトー角がわずかに変わり、それがハンドルセンターに直結した形です。
この時点でもう確信しました。
「あ、完全にアライメント狂ってるわ…」
③ タイヤの片減りが一気に進行
一番ダメージが大きかったのがこれ。
フロント左の内側だけ極端に削れていて、指で触ると段差が分かるレベル。
新品タイヤを履いたばかりだったので、精神的にも財布的にもダメージがでかい。
タイヤ屋さんに言われた一言が刺さりました。
「サス交換したらアライメントは必須ですよ〜」
わかってはいたけど、ケチった代償です…。
■ なぜサス交換でアライメントが狂うのか?
● ショックの長さが変わるとジオメトリが変化
特にローダウンや車高調の場合、
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トー角
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キャンバー角
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キャスター角
こういった「足の向き」が大きく変わります。
1〜2mmのズレでも、走行に大きく影響します。
● ボルトの締め付け角度で微妙にズレる
DIYだとどうしても、
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車体がジャッキアップ状態
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サスペンションに負荷がかかっていない状態
で締めることが多く、これがまたズレの原因になります。
■ アライメントが狂うと何が起きる?
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ハンドルセンターのズレ
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車が流れる
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タイヤの片減り(特に内減り)
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燃費悪化
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ハンドル操作の違和感
放置するとタイヤ1本無駄にするだけでなく、サス・ブッシュの劣化まで早めます。
■ 解決方法:サス交換したら必ずアライメントへ
ぼくは結局、タイヤが片減りしたタイミングでアライメントを取りました。
調整後の変化は劇的
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ハンドルセンターがドンピシャで戻る
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車がスーッと真っ直ぐ走る
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片減りが止まった
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操作感が安定する
特に高速道路での安定感がまったく別物でした。
■ 初心者DIYが気をつけるポイント
① サス交換=アライメント必須と覚える
例外はほぼなし。
車高が変わらなくても狂います。
② 走行後すぐ違和感があれば即点検
「気のせい」はまず気のせいじゃない。
③ タイヤの内側を必ずチェック
片減りは内側から始まるので、外から見ただけでは気づけません。
■ この失敗から学んだこと
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サス交換は作業自体より、アライメントが本番
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数千円をケチると数万円のタイヤ代になる
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直進性の違和感は即点検すべき
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DIY作業後のアフター処理こそ大事
DIYは楽しいけど、足回りは命に関わる部分。
「走る・曲がる・止まる」を支える足回りの調整は、プロの設備とノウハウが必要だと痛感しました。

