サスペンションや足回りの作業は、車のハンドリングや安全性に直結する大切な部分です。
ただし、使用する工具を間違えると作業が進まないだけでなく、大きな事故にもつながりかねません。
ここでは、DIYで足回り作業をする際に役立つ工具をまとめました。
🔧 足回り作業に必須の工具
1. トルクレンチ
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用途:ホイールナットやサスペンションボルトの締め付け管理
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理由:規定トルクを守らないと緩みや破損の原因に。
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ポイント:足回りは特にトルク管理が必須。信頼できるメーカー品を選ぼう。
2. ブレーカーバー(スピンナーハンドル)
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用途:固着したホイールナットやボルトを緩める
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理由:サスペンションのボルトは高トルクで締められていることが多い。
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ポイント:長い柄のものほど楽に緩められる。
SK11(エスケー11) ロングスピンナーハンドル 差込角12.7 全長505mm SFH4L
3. バール(タイヤレバー)
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用途:ショックやアームを外す際のこじり出し
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理由:強力なテコの原理で固い部品を動かせる。
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ポイント:鉄製で頑丈なものを選ぶと安心。
4. スプリングコンプレッサー
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用途:コイルスプリングの脱着
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理由:サスペンション交換で必須。
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ポイント:安価なものは破損リスクがあるため、できれば信頼性の高い工具を使いたい。
(Tool Stores)スプリングコンプレッサー コイルスプリングコンプレッサー 足回り交換 スプコン 2本1組
5. フロアジャッキ & リジッドラック(ウマ)
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用途:車体を持ち上げて固定
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理由:足回り作業では必須中の必須。
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ポイント:ジャッキだけで作業するのは危険。必ずウマを併用する。
💡 あると便利な工具
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インパクトレンチ(電動/エア) → ホイール脱着や固いボルト緩めに
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ラバーハンマー → 部品を傷つけずに叩ける
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貫通ドライバー → サビで固着した部品の分解に便利
🔍 足回りDIYの注意点
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必ず整備書やトルク値を確認すること
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スプリングコンプレッサーの扱いは慎重に(事故が多いポイント)
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安全第一、車体は必ずウマで固定すること
✅ まとめ
足回りのDIYは車の挙動を大きく変える作業です。
正しい工具を使えば、安全に効率よく整備できます。
特に 「トルクレンチ」「フロアジャッキ&ウマ」「スプリングコンプレッサー」 は欠かせません。
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