クルマのDIY整備を始めたいけれど、「どんな工具を揃えればいいの?」と悩む方は多いはず。
工具は数え切れないほどありますが、最初から全部そろえる必要はありません。
今回は、車の基本整備に必須の工具 を厳選して紹介します。
🔧 初心者に必須の基本工具
1. ソケットレンチセット
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用途:タイヤ交換、ボルト・ナットの脱着全般
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理由:ラチェットハンドルで作業効率が格段に上がります。
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ポイント:10mm・12mm・14mm・17mmのサイズは使用頻度が高いので必須。
SK11(エスケー11) ソケットレンチセット TS-312M 12PCS 差込角:9.5mm 12点 1セット
2. コンビネーションレンチ
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用途:狭い場所やトルクがかけにくい場所で便利
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理由:ソケットが入らない場所でも対応できる。
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ポイント:メガネ側でしっかり固定、スパナ側で素早く回す。
SK11(エスケー11) コンビネーションレンチセット 8・10・12・13・14・17mm 6本組 SMS-06GMS
3. ドライバーセット(プラス・マイナス)
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用途:内装パネル、電装パーツ、バッテリー端子の取り外し
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理由:小物作業から整備まで万能に使える。
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ポイント:サイズ違いを揃えておくとネジ山を潰さず安全。
4. ジャッキ&馬(リジッドラック)
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用途:タイヤ交換、足回り作業
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理由:車を持ち上げるために必須。ジャッキだけで作業するのは危険。
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ポイント:必ずジャッキスタンド(馬)で支えるのが鉄則。
5. トルクレンチ
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用途:タイヤのホイールナット締め付け、重要ボルトの固定
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理由:締めすぎや緩みを防ぎ、安全性を確保。
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ポイント:規定トルクを守ることで車検や安全性に直結。
6. ペンチ・ラジオペンチ
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用途:配線の取り回し、細かい部品の着脱
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理由:電装DIYで必須。端子の抜き差しやカプラー外しにも便利。
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ポイント:先細タイプがあるとさらに使いやすい。
7. テスター(マルチメーター)
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用途:電圧確認、配線チェック、バッテリー診断
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理由:電装系のDIYで「通電しているか」を調べる基本工具。
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ポイント:電圧計測がメインなら安価なものでも十分。
Sanwa(三和電気計器) デジタルマルチメーター PM-3
💡 あると便利な工具
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内装はがし(樹脂製) → 内装を傷つけずに外せる
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潤滑スプレー(CRC 5-56など) → サビたボルトや固着部品に必須
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マグネットキャッチ → 狭い場所で落としたボルトを拾える
🔍 工具を選ぶときの注意点
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安すぎる工具は避ける
ボルトをナメる・折れるなどトラブルの元になります。 -
使用頻度の高いものから揃える
最初は「タイヤ交換+簡単な電装DIY」で十分。 -
車種に合ったサイズを確認
特にホイールナットのサイズ(17mm、19mmなど)は要チェック。
✅ まとめ
車のDIY整備は、基本工具さえ揃えれば誰でも始められます。
まずは ソケットレンチ・ドライバー・ジャッキ+馬・トルクレンチ の4点セットから。
少しずつ工具を増やしていけば、整備の幅もぐっと広がります。
👉 次の記事では、「電装DIYに必須の工具まとめ」 も紹介予定です。
