工具が迷子になる…
ソケットがどこかへ行った…
必要な工具がすぐ出ない…
DIY整備では「探す時間」が一番の無駄です。
逆に言えば、工具箱の整理が上手くなるだけで作業効率は2倍以上にアップします。
今回は、へっぽこガレージでも実際に使える
プロ整備士が実践している“無駄がない工具収納術” をまとめました。
🔧 工具箱整理の基本は3つだけ
① 使う頻度で“ゾーン分け”する
工具箱は
-
毎回使う工具
-
たまに使う工具
-
年に数回しか使わない工具
の3つに分けて配置すると一気に使いやすくなります。
毎回使う工具(最上段)
-
ラチェット
-
ソケット
-
スパナ・メガネ
-
プラス・マイナスドライバー
たまに使う工具(中段)
-
内張り剥がし
-
トリムクリップ工具
-
トルクス・六角ビット
-
電工ペンチ
めったに使わない工具(下段)
-
ブレーカーバー
-
プーラー
-
コンプレッションゲージ
-
ワイヤーブラシ、予備工具類
② 同じ種類は“まとめる”ではなく“並べる”
プロの工具箱が見やすいのは「まとめて入れてない」から。
-
ソケット:サイズ順に横並び
-
スパナ:小さい→大きいの順で揃える
-
ドライバー:+ → - → 特殊の順
人は“横並びの変化”に気づきやすいので、
1本欠けてもすぐ気づける のがメリット。
③ 工具の“定位置”を決める
DIYのミスあるある:
使った工具を戻す場所が曖昧で、あとで探し回る。
定位置を決めるだけで紛失が激減し、
作業時間も超短縮。
🔧 効率的な収納法(プロもやってる実用編)
1. ソケットはレール・トレー管理が最強
ごちゃごちゃさせないコツはこれ。
-
ソケットレール
-
ソケットトレー
-
磁石付きソケットホルダー
これを使うだけで
「10mmどこ行った?」問題が解決します。
10mmが消えるのはDIYの世界では仕様です(笑)
2. 工具箱内は“仕切り”で使いやすさが激変する
100均のケース・仕切りはコスパ最高。
-
ソケットビット
-
クリップツール
-
小型の電装工具
これらを混ぜて放り込むとカオスになります。
種類ごとに区切るだけでプロっぽく整理できる。
3. ネジ類・クリップ類はパーツボックスで分類
整備中に出てくる
-
クリップ
-
ねじ
-
ワッシャー
-
ナット
これらは 100均の「パーツケース」や「小物ケース」が最強。
車種ごとに分けて入れてもOK。
4. よく使う工具は“上段の右側”に配置する
右利きの人は、自然と右側から取り出します。
-
ラチェット
-
10〜14mmソケット
-
ドライバー
これを右側に置くだけで作業がスムーズに。
左利きなら逆にすると完璧。
5. 電動工具は“取りやすい所”に
インパクトや電ドラは出し入れしにくいと重くて面倒に。
工具箱の上に専用の棚(ワゴン)を置くと
「持つ → 使う → 戻す」が楽になります。
🔧 整理の効果はヤバい(ガチ)
工具箱が整理されると…
-
作業時間が20〜40%短縮
-
工具の紛失が激減
-
工具の重複買いが無くなる
-
ミスが減り、作業が丁寧になる
-
見た目がキレイでやる気が上がる
DIYは“段取り”がすべて。
工具がすぐ出るだけで作業のストレスが消えます。
🔧 まとめ|整理術は一度やればずっと快適!
工具箱の整理は
一度やってしまえば、その後のDIY整備が劇的に楽になります。
特に
-
ソケット管理
-
定位置の明確化
-
仕切りでの分類
は必ずやって損はありません。
へっぽこ整備士でもプロっぽく見えるし(笑)、
作業効率は確実に上がります。
おススメ
👉【DIY失敗談】トルクレンチを信用しすぎてネジ山を潰した話
👉【DIY失敗談】軽自動車のパンタジャッキでヴェルファイアを持ち上げたら大惨事寸前に…

