「パワーウィンドウが動かなくなった!」
「オート機能が効かない!」
「スイッチを押しても途中で止まる!」
こんな症状が出たら、パワーウィンドウの初期設定(リセット)を試してみましょう。
バッテリー交換後や、窓ガラス・モーター・レギュレーターを交換した後に パワーウィンドウの動作がおかしくなることがよくあります。
今回は、パワーウィンドウのリセット(初期設定)の方法と、リセットが必要になる原因 について詳しく解説します!
なぜパワーウィンドウのリセットが必要?
✅ 1. バッテリー交換後にオート機能が効かなくなる
パワーウィンドウのオート機能は、ECU(電子制御ユニット)に記憶されているデータ によって動作しています。
バッテリーを交換したり、長時間バッテリーを外したりすると、このデータがリセットされてしまう ため、オート機能が効かなくなることがあります。
✅ 2. 窓ガラスやモーターを交換すると動作が乱れる
パワーウィンドウのモーターやレギュレーターを交換した後、動作範囲が正しく認識されていないと、窓が途中で止まったり、反応しなくなることがあります。
この場合も、リセット操作を行うことで正常に戻る ことが多いです。
✅ 3. 動作が不安定になった時の簡単な対処法
パワーウィンドウがスムーズに動かない場合や、途中で引っかかるような動きをする場合も、リセット操作を試すことで改善することがあります。
パワーウィンドウのリセット方法(初期設定)
🔧 基本的なリセット手順(一般的な車種向け)
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運転席側の窓を全開にする
スイッチを押し続け、窓が完全に開くまで待ちます。 -
窓を全閉にする(スイッチを引き続ける)
窓が完全に閉じたら、そのまま 3〜5秒ほどスイッチを引き続けます。
(この動作でECUが「窓が閉じた位置」を記憶します) -
再度、窓を全開 → 全閉にする
上記の手順を もう一度繰り返す と、オート機能が復活することが多いです。
車種別のパワーウィンドウリセット方法
🔹 トヨタ・レクサス車の場合
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イグニッションをONにする(エンジンはかけなくてもOK)
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パワーウィンドウスイッチを「DOWN」にして窓を全開にする
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そのまま5秒間押し続ける
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スイッチを「UP」にして窓を全閉にする
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そのまま5秒間引き続ける
この操作で オート開閉機能が復活することが多い です。
🔹 日産・ホンダ・スバル・マツダ車の場合
基本的にはトヨタと同じですが、一部の車種では スイッチを3回連続で押す(または引く)操作 が必要な場合があります。
もし 通常のリセット方法で直らない場合は、車種ごとのマニュアルを確認しましょう。
パワーウィンドウリセットができない場合のチェックポイント
1. ヒューズが切れていないか確認
パワーウィンドウの ヒューズが切れていると、スイッチを操作しても全く反応しない ことがあります。
ヒューズボックスを確認し、切れていたら交換しましょう。
2. スイッチが故障していないか
スイッチ自体が故障していると、リセット操作をしても改善しません。
助手席側や後部座席のスイッチでも動かないか確認 し、運転席側だけが反応しない場合は スイッチの故障を疑いましょう。
3. モーターやレギュレーターが故障していないか
リセットしても ガラスが動かない場合、モーターやレギュレーターの故障 の可能性があります。
異音がする場合や、ガラスが斜めに動く場合は、部品の交換が必要かもしれません。
パワーウィンドウのリセットで動作が改善しない場合は?
もしリセットを試しても改善しない場合は、以下の原因が考えられます。
✅ スイッチや配線の接触不良(スイッチ内部の接点が汚れている可能性あり)
✅ モーターの劣化(動こうとしてもパワー不足で動かない)
✅ レギュレーターの故障(ワイヤーが絡まっている、ガイドレールがズレている)
この場合は、パワーウィンドウスイッチの交換や、モーター・レギュレーターの点検 をおすすめします。
まとめ:パワーウィンドウのリセットで直るケースは多い!
✅ バッテリー交換後やモーター交換後は、リセットが必要!
✅ 全開 → 全閉でスイッチを3〜5秒間押し続けるのが基本の方法!
✅ 車種によってはリセット方法が異なるので、マニュアルを確認!
✅ リセットで直らない場合は、ヒューズ・スイッチ・モーターの点検を!
パワーウィンドウが動かなくなった時は、まず リセット操作を試してみましょう!
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