■はじめに
DIYでバンパーを外すときに、地味に厄介なのが樹脂クリップ。
見えない位置にあったり、固くて抜けなかったり…。
今回は、そんなクリップを力まかせに外して折ってしまった失敗談を紹介します。
■外すだけのはずが…「パキッ」という嫌な音
フォグランプの交換でフロントバンパーを外していたときのこと。
下側のクリップがなかなか抜けず、マイナスドライバーでこじっていたら──
「パキッ」。
はい、折れました。
しかも、クリップの先端がバンパー側に残ったパターン。
取り除くのにさらに時間がかかり、作業時間が一気に倍増しました。
■原因:経年劣化と工具ミスのダブルコンボ
折れたクリップを見て分かったのは、樹脂が硬化していたこと。
年式が古い車は、どうしてもプラスチックがもろくなっているんですよね。
さらに、使っていたのは普通のマイナスドライバー。
角度が合わず、力が一点に集中して折れたのが敗因でした。
■反省点と学び
この失敗で痛感したのは、「クリップ外し専用工具の大事さ」。
100均工具でも代用できますが、専用品の方が圧倒的に安全です。
あとから調べて分かったポイント👇
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劣化しているクリップは再利用せず新品に交換
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外す前にパーツクリーナーやシリコンスプレーで潤滑
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ドライバーではなくクリップリムーバーを使用
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手前に引く前に中心ピンを浮かせてから抜く
ほんのひと手間で、折れる確率はぐっと下がります。
■その後の修復
折れたクリップはペンチで残骸を抜き、新品に交換。
純正品よりも少し緩めの**汎用クリップセット(Amazonで20個入り)**を常備するようになりました。
「どうせまた折るかも」と思っておくと、心にも余裕ができます。笑
■まとめ
バンパー外しのトラブルは、誰にでも起こる“DIYの通過儀礼”。
慣れるまでは焦らず、1個ずつ丁寧に外すことが大切です。
折れても大丈夫。対処法さえ覚えれば、次からはもっと上手くできます。
クリップは消耗品。焦らず、折れたら交換。それでOK!

