■はじめに
社外ヘッドライトやLEDバルブに交換したあと、
「ん? なんか中が曇ってる?」
そんな経験、ありませんか?
今回は、実際にDIY交換後にヘッドライト内へ水が侵入した失敗談を紹介します。
同じ失敗を避けるためのチェックポイントもまとめました。
■失敗のきっかけ:社外ライトへの交換
純正の黄ばんだライトを交換しようと思い、ネットで評判の良い社外ヘッドライトを購入。
配線もポン付け対応だったので、気楽に作業スタート。
無事に点灯確認も終わり、「完璧!」と思っていた数日後──
朝、車を見るとライトの内側がうっすら曇ってる…。
「え?もう湿気?」と思いつつ放置していたら、
雨の日には中に水滴ができている状態に。
■原因:パッキンのズレとコーキング不足
分解して確認してみると、
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バルブ裏の防水キャップがしっかりはまっていない
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社外品側のパッキンがやや薄い設計
この2つが原因でした。
社外ライトは、見た目重視で設計が少し甘いことがあり、
純正ほど防水性能が高くないんです。
自分の取り付けも、最後の確認をせずに
「たぶん大丈夫だろう」で終わらせたのが敗因でした。
■対処方法:乾燥&再コーキング
一度ライトを取り外し、
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ドライヤーで中を完全に乾燥
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シリコンシーラントで接合部を再コーキング
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パッキンにはシリコングリスを薄く塗布
この3ステップで水の侵入は止まりました。
ただ、曇り跡は完全には取れず…。
結局その後、片方だけ純正ライトに戻すという少し残念な結果に。
■学んだこと
DIY交換は自己責任。
特にヘッドライトのように防水構造がシビアな部品は、
「取り付けた後の見た目」だけじゃなく
「密閉性」も意識すべきだと痛感しました。
今では、
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防水キャップのはまり具合を必ず目視確認
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雨天走行の前に一度チェック
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コーキング剤を常備
これを徹底しています。
■まとめ
ヘッドライトの水入りは、小さな隙間が原因で大惨事になる典型例。
見た目をカッコよくしても、曇ってしまえば台無しです。
DIY整備では、**最後の「密閉確認」**が最大のポイント。
見た目も防水も完璧に。これが“へっぽこ”脱出の第一歩!

