■はじめに
「ライトがくすんで車が古く見える…」
「磨いてもすぐ黄ばむ!」
そんな悩みを持つ人、多いですよね。
ヘッドライトの黄ばみは見た目だけでなく、夜間の明るさ低下や車検不合格の原因にもなります。
この記事では、DIYでできる黄ばみ取りの方法と、長持ちさせるコツを紹介します。
■なぜヘッドライトは黄ばむのか?
ヘッドライトカバーの多くはポリカーボネート樹脂。
この素材は軽くて丈夫ですが、紫外線に弱く、
表面のコーティングが劣化すると酸化して黄ばんでしまいます。
さらに、
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洗車機のブラシによる細かいキズ
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ワックスや虫汚れの蓄積
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太陽光の熱
などが黄ばみを加速させます。
■黄ばみ取りの方法とクリーナー比較
🔹① コンパウンドで磨く(王道)
最も一般的な方法。
市販のヘッドライト用コンパウンドを使って磨きます。
代表的な製品:
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ソフト99「ヘッドライトリフレッシュ」
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ピカール「液体コンパウンド」
🟢 メリット: 安くて簡単
🔴 デメリット: コーティングを削るため、再黄ばみが早い(1〜2か月)
🔹② 研磨+コーティング剤仕上げ
一度しっかり磨いたあとに、専用コート剤で表面を保護する方法。
代表的な製品:
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スリーエム「ヘッドライトコーティング」
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SOFT99「99工房 ヘッドライトリフレッシュ2」
🟢 メリット: 光沢が長持ち(3〜6か月)
🔴 デメリット: 施工に時間がかかる
🔹③ 専門店・コーティング専門剤
最近はDIY向けに「硬化型コート剤」も登場。
樹脂層に近い保護膜を作るタイプで、透明感も持続。
🟢 メリット: 1年近く維持できる
🔴 デメリット: 価格がやや高め(2,000〜4,000円)
■長持ちさせる3つのコツ
1️⃣ 紫外線対策をする
屋外駐車なら、カバーをかけるだけでも効果あり。
2️⃣ 研磨しすぎない
やりすぎるとクリア層が薄くなり、逆に再黄ばみが早まります。
3️⃣ 定期メンテナンス
月1回のコート剤塗り直しや、洗車後の乾拭きで光沢維持。
■実体験:DIY黄ばみ取りの結果
実際にDIYで施工してみたところ、
最初の1か月は新品並みの透明感。
しかし、コーティングなしだと2か月後にはまた黄ばみ始めました。
→ コート剤を塗ってからは半年ほどクリアを維持。
「磨きだけで終わらせない」ことが長持ちのポイントです。
■まとめ
ヘッドライトの黄ばみは、放置すれば光量低下や見た目の劣化につながります。
**「磨く+コートで守る」**をセットで行うことで、
新品のような透明感を長くキープできます。
黄ばみは落とすだけでなく、“防ぐ”のが本当の整備。

