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トルク管理ミスでホイールナットが緩みかけた話|DIY整備で学んだ重要ポイント

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車のDIY整備の中でも、タイヤ交換は多くの人がチャレンジする定番作業です。私自身もこれまで何度も自分で交換をしてきましたが、ある時「トルク管理を甘く見ていたせいで、ホイールナットが緩みかける」という怖い経験をしました。今回はその失敗談と、そこから学んだ正しいトルク管理の大切さについてお話します。

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実際にあった失敗体験

ある春先、スタッドレスタイヤから夏タイヤに履き替えたときのこと。いつものようにジャッキアップして、クロスレンチでナットを締めていきました。そのとき私は「力を込めて締めれば大丈夫だろう」と思い、トルクレンチは使わずに作業を終わらせてしまったのです。

数日後、高速道路を走っているときに「カタカタ…」と不安な音が聞こえました。路肩に停車して確認すると、なんと1本のナットが手で回せるほど緩んでいました。他のナットも微妙にトルクが足りず、ゾッとした瞬間でした。もしそのまま走行を続けていたら、最悪ホイールが外れて大事故につながっていたかもしれません。


なぜ緩んでしまったのか?

改めて振り返ってみると、原因はいくつもありました。

  1. 規定トルクを守らなかった
     車には車種ごとに決められた「規定トルク値」があります。軽自動車なら85~110N·m、普通車なら100~120N·mが一般的です。私はそれを確認せず「手の感覚」で締めてしまったため、十分な力がかかっていませんでした。

  2. 締め付け順序を守らなかった
     本来は対角線上に少しずつ均等に締める必要があります。しかし私は1本ずつグッと締めていったため、力が偏ってしまい、正しく固定されなかったのです。

  3. 増し締めを忘れた
     タイヤ交換後は50~100km走行したあとに増し締めをするのが基本。走行中の振動でわずかにナットが緩むことがあるためですが、それすら知らずに放置していました。


この失敗から学んだこと

今回の経験で「トルク管理の重要性」を身をもって知りました。具体的に学んだことは以下の通りです。

  • 必ずトルクレンチを使うこと
     感覚ではなく工具に頼る。DIYでもトルクレンチは必須です。

  • 規定トルクを確認すること
     取扱説明書やメーカーサイトに記載されている数値をチェック。車種によって数値は微妙に違います。

  • 対角線順で均等に締めること
     一気に締め込まず、少しずつ均等に回すのが正しい方法です。

  • 走行後は必ず増し締め
     面倒でも数十km走ったら再度確認。安全のための最低限の習慣です。

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まとめ

ホイールナットのトルク管理を怠ると、最悪の場合は走行中にタイヤが外れ、大事故につながる危険があります。私は一度失敗を経験したことで「DIYだからこそ、基本を守ることが大切」だと痛感しました。

これからDIYでタイヤ交換に挑戦する方は、必ずトルクレンチを用意して規定値で締め付け、さらに走行後の増し締めも忘れないようにしてください。ほんの少しの手間が、自分と周囲の安全を守ることにつながります。

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ABOUT ME
shimada550923
車を所有して約20年 車が好きで運転もカスタマイズも程々にやっております。 アルヴェル専門ブログに変更、チャレンジ アルヴェルのオーナーさん、よろしくお願いします。 私は20前期オーナーです。 スライドドア関係のトラブルが多いのでバラシて動きを見たり、レールのメンテ、ポチガーのコンピューター直結のやり方も別で情報を出そうと思うのでチャレンジしたい方は利用して下さい。 整備士の方では当たり前に出来るが自分のように素人DIYならではの苦労も記事に載せます。 最後に「少しでもヒントになったら1クリックお願いします。 励みになります(*^^)v
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