「ナンバー灯が切れていたせいで車検に落ちた…」
意外と多いこのトラブル、実はDIYでも簡単に直せます。
この記事では、ナンバー灯(ライセンスランプ)が点灯しない原因と、自分で交換する手順をわかりやすくまとめました。夜間走行や車検前点検にぜひ役立ててください。
🔍 ナンバー灯が点かないとどうなる?
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道路運送車両法では、ナンバーを常時照らす照明が義務付けられている
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点灯していないと整備不良扱いで車検NG、整備命令を受ける場合も
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夜間の視認性が低下し、**整備不良による違反点数1点+罰金7,000円(普通車)**の可能性も
✅ 点灯しない原因とチェックポイント
1. バルブ切れ(もっとも多い原因)
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確認方法:ライトONにして後方を目視、ナンバー灯が暗い・片側だけ点かない
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対処法:バルブ交換(T10やT13のLED/白熱球が主流)
2. ヒューズ切れ
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確認方法:テールランプやスモールも点かない場合はヒューズを疑う
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対処法:ヒューズボックス内の「TAIL」や「PARK」ヒューズを点検し、切れていれば同容量の新品と交換
3. 配線断線・カプラー接触不良
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確認方法:LEDに交換した直後など、振動で接触不良が起きやすい
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対処法:配線・カプラーを点検。腐食や緩みがあれば清掃や補修
🛠 ナンバー灯の交換手順(一般的な例)
※バルブ形状は車種によって異なります。事前にマニュアル確認を。
⏱ 所要時間:5〜10分
🧰 必要工具:ドライバー(+ or -)、軍手
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ライトをOFFにし、キーを抜く
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感電防止のため、電源は必ず切る
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ナンバー灯カバーを外す
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カバー横のネジをドライバーで外す
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爪で引っかかっているタイプもあるので、無理にこじらない
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バルブを取り外す
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手で引き抜く(固い場合は軽く揺らす)
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新品バルブに交換
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LED球にする場合は極性に注意(点かなければ逆に挿す)
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点灯確認後、カバーを戻す
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点灯OKなら、逆手順でカバーを装着
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💡 ナンバー灯交換の豆知識
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LEDにする際は車検対応品を選ぶこと!
→ 極端に青白い光や拡散しないタイプは車検NG -
両側とも同時交換がベスト
→ 劣化時期を合わせることで点灯ムラ防止 -
水の侵入に注意
→ カバー装着時にパッキンも点検しておくと◎
✅ まとめ
原因 | DIY対応度 | 推奨アクション |
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バルブ切れ | ◎ | バルブ交換 |
ヒューズ切れ | ◎ | ヒューズ交換 |
配線不良 | ◯ | 接点清掃 or 修理 |
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