車のDIY整備は楽しい反面、ちょっとした油断で大きな失敗につながることがあります。今回は、私自身が体験した「ジャッキアップ中に工具を落としてバンパーを傷つけてしまった話」を紹介します。これからDIY整備を始める人への注意喚起になれば幸いです。
ある日のDIY作業中の出来事
休日にタイヤ交換をしようと、車をジャッキアップして作業をしていました。順調にナットを外していたのですが、そのとき事件は起きました。
外したソケットレンチを無造作に置こうとした瞬間、手が滑って工具がバンパーに直撃!
「ガンッ」という嫌な音とともに、バンパーの塗装が削れて白い下地が見えてしまいました。
思った以上にショックが大きい
正直、タイヤ交換やジャッキアップの作業自体より、この「工具落下での傷」が一番ショックでした。
車は動く部分だけでなく、外装も大事な愛車の顔。それを自分の不注意で傷つけるのは、本当に落ち込みます。
なぜこんな失敗をしたのか?
今回の失敗の原因を考えると、いくつかの要素がありました。
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工具を車体のすぐ近くで扱っていた
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作業スペースに余裕がなかった
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気を抜いて「とりあえず置こう」とした
特に「ジャッキアップ中=車が宙に浮いている状態」で、バンパーやフェンダーの高さが作業する腕の位置に近くなるため、工具を落とすと直撃しやすいのです。
どう対策すればよかったか?
同じ失敗をしないために、次のような対策を意識することにしました。
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工具は必ずトレイやマグネット皿に置く
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バンパーやフェンダーの近くにはタオルや養生シートをかけておく
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狭い場所で無理に作業しない
特に養生シートは、簡単に取り外しできるうえに精神的な安心感もあるのでおすすめです。
まとめ|小さな油断が大きな後悔に
ジャッキアップ作業そのものは安全にできても、工具の扱いひとつで車を傷つけるリスクがあります。
「自分は大丈夫」と思っていると、ちょっとした不注意が命取りになることも。
私の場合は幸いにも外装の傷だけで済みましたが、もしブレーキホースやセンサー配線に落としていたらもっと深刻なトラブルになっていたかもしれません。
DIY整備を楽しむためにも、作業環境と工具管理をしっかりすることを忘れないようにしたいですね。
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