🔧LEDバルブは極性が命!交換前にテスターで確認しよう
車のランプをLEDに交換する際、ありがちなトラブルが「点かない!」という症状。
その原因の多くは、極性の確認不足です。
LEDは白熱球と違い、プラスとマイナス(極性)を逆にすると点灯しません。
この記事では、LEDバルブ交換前にテスターで極性を確認する方法を、初心者向けにわかりやすく解説します。
📌極性とは?なぜLEDだけ関係あるの?
LEDは一方向にしか電気が流れない性質があるため、**電源の向き(極性)**を正しく接続しないと光りません。
ランプの種類 | 極性 |
---|---|
白熱球(電球) | 関係ない(双方向OK) |
LEDバルブ | 関係あり(+−逆だとNG) |
🔋テスターで極性を確認する方法
✅必要なもの
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デジタルテスター(DC電圧測定が可能なもの)
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点灯させたいソケット部(ナンバー灯、ポジション球など)
✅STEP1:ライトのソケットに電源を入れる
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エンジンキーON(またはACC)にして、交換対象のランプを点灯させる状態にします。
✅STEP2:テスターでソケット電圧を測定
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テスターをDC20Vレンジにセット
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赤(+)棒を片側の端子に、黒(−)棒をもう片方の端子に接触
➤結果の見方:
テスターの表示 | 意味 |
---|---|
+12V前後 | 赤がプラス、黒がマイナス=正しい極性 |
−12V前後 | 赤がマイナス、黒がプラス=逆極性(配線が逆) |
→ テスター表示がマイナスなら、LEDの向きを逆にすればOK!
🔄極性が不明なLEDバルブの簡易チェック方法
LEDバルブ単体では極性が見えにくいこともあります。
✔チェック方法:
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バルブをソケットに仮挿しして点灯テスト
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点かなければ反対向きに差し直す
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それでも点かないなら、ソケット側の極性をテスターで確認!
⚠LEDが点かないその他の原因
極性以外にも、点灯しない原因が以下のように考えられます。
原因 | 対処法 |
---|---|
接触不良 | ギボシ端子・カプラーの清掃 or 再接続 |
LEDの初期不良 | 他のソケットで点灯テスト or 交換 |
ヒューズ切れ | 電源系統のヒューズを確認 |
🔧DIY初心者が失敗しないためのコツ
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LED交換前に必ずテスターで極性を測るクセをつける
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特にT10、T20、BA15sタイプは極性があるモデルが多い
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点灯テスト→向き変更→テスター確認を習慣に
✅まとめ:LED交換は極性チェックが基本!
LEDバルブは「差せば点く」というわけではなく、極性を理解してから交換することが基本中の基本。
テスターがあれば、電源の向き(極性)が簡単に確認できます。
車いじり初心者でも失敗しないように、テスターを使った極性チェックをマスターしましょう!
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