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ある日のDIY。
私は愛車に電装品を取り付けていました。アクセサリー電源(ACC)からドラレコを取ろうとして配線を進めていたのですが……いきなり「バチッ」と音がして電装品が沈黙。確認すると、なんとACCヒューズが切れていたのです。焦りましたね。💦
ここでは、私の失敗談をベースに「なぜACCのヒューズが飛んだのか?」「どう対処したのか?」そして「予防のポイント」を整理してみました。
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なぜACCのヒューズは飛ぶのか?
ACCはエンジンをかけなくてもONにできる便利な電源ですが、その分ヒューズの容量も限られています。ヒューズが切れる原因には、次のようなものがあります。
- 配線の誤接続やショート
+と-を間違えたり、ギボシが接触して短絡した場合すぐにヒューズが飛びます。 - 消費電力の見積もり不足
ドラレコ、追加モニター、シガーソケットなどを一緒にACCから取ると、許容量をオーバーすることがあります。
例:消費電力30Wなら、30W ÷ 12V ≈ 2.5A が流れる計算。これがヒューズ容量を超えると切れます。 - 電装品の初期不良や断線
新品でも内部ショートしているケースがあります。
その場の対処法
実際に私がやったことは次の通りです。
- ヒューズの確認と交換
車両のヒューズボックスを開け、切れたACCヒューズをチェック。予備ヒューズに交換しました。 - 配線の見直し
電装品の配線を再確認。結局、ギボシ端子のカシメ不良で接触不良 → 短絡が原因でした。 - 再テスト
しっかり絶縁し直したら、ヒューズは切れず問題なく動作しました。
予防策とポイント
同じ失敗を繰り返さないための工夫はこちら。
- ヒューズ電源を活用
エーモンなどの市販「ヒューズ電源」を使うと確実です。分岐がきれいにでき、トラブルも減ります。 - 消費電力を事前に計算する
電装品の仕様を確認し、電流を計算して許容量内に収めましょう。
(目安:10Aヒューズなら8A以下で使うのが安心) - リレーを使う
大きな電流を流すならACCはリレーのトリガーだけにし、実際の電源はバッテリーから取る方法が安全です。 - 必ず絶縁処理をする
ギボシやカプラーの端子むき出しはNG。必ずスリーブやテープでカバーしましょう。
まとめ:DIY電装は慎重に
ACCヒューズが飛んだときは「壊した!?」と焦りましたが、冷静に確認すれば原因は大抵シンプルです。
DIY整備は失敗も勉強のうち。ですが、配線ミスや許容量オーバーは最悪の場合「火災」につながるので、油断は禁物です。
「電装系DIYは楽しさとリスクが紙一重」
今回の体験で、改めてそう実感しました。
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