車内をおしゃれに演出できる**イルミネーションライト(間接照明)**は、夜間ドライブの雰囲気づくりに人気のカスタム。
ただし、後付けの際に配線方法や電源の取り方を誤ると、ショートやバッテリー上がり、検査不合格になることもあります。
この記事では、車内イルミネーションを安全に後付けするための注意点とコツを解説します。
💡 車内イルミネーションの代表的な種類
| 種類 | 特徴 | 設置例 |
|---|---|---|
| LEDテープライト | 柔軟で貼り付けやすい | 足元・ドアポケット |
| フットランプキット | 純正風に点灯 | 運転席・助手席下 |
| ファイバーライト | 光のラインで演出 | ダッシュボード周り |
| ネオンチューブタイプ | 均一な光が特徴 | 天井・サイドドア |
👉 関連:LEDテープライトを安全に取り付けるためのポイント
⚙️ 電源の取り方に注意!
イルミネーションはどの電源から取るかで点灯のタイミングが変わります。
🔸 ACC電源
エンジンON時に点灯。常時点灯が不要な場合に最適。
→ スマホ充電器などと共通の回路にしないよう注意。
🔸 イルミ電源
車のスモールランプと連動して点灯。
→ 純正照明と同調でき、夜だけ点くようにできる。
🔸 常時電源
エンジンOFFでも点灯。
→ バッテリー上がりのリスクがあるためリレーやスイッチ制御が必須。
⚠️ よくある失敗と対策
❌ 配線を適当に分岐
安易な分岐は接触不良やヒューズ切れの原因になります。
→ エーモン電源取り出しヒューズを使用して安全に分岐する。
❌ アースを塗装面に取る
塗装や樹脂面では導通せず、ライトが点かない原因に。
→ 金属面を軽く削って確実にアースを固定する。
👉 関連:アースを取る場所で性能が変わる?正しいアースポイントの見つけ方
❌ 過剰な光量や点滅タイプを使用
内装カスタムでも車検に通らないケースがあります。
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視界を妨げる明るさ
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点滅・RGBの常時変色
→ 保安基準では「運転操作に支障がないこと」が条件です。
🔧 安全な取り付けのポイント
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配線はヒューズ付き電源から取る
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LEDの極性(+-)を確認して接続
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通線部分は絶縁処理を確実に
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点灯テスト後に固定(点かない場合は極性を再確認)
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スイッチでON/OFFできる仕様にする
👉 関連:リレー付き電装品を取り付けるときの失敗例
✨ おすすめの取り付け位置
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足元(フットランプ風)
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ドアポケット内部
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センターコンソール周辺
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ダッシュボード下部
配線を隠して純正風に仕上げると高級感がアップします。
✅ まとめ:安全第一で雰囲気アップ!
車内イルミネーションは、少しの工夫で大きく印象が変わる人気カスタム。
しかし、配線や電源の取り方を誤ると故障やトラブルの原因になります。
安全対策を守って施工すれば、夜間ドライブが楽しくなる光演出を安心して楽しめます!

