はじめに
車のトラブルの中でも、バッテリー上がりはよくある症状です。
でも実は、正しい手順を知っていれば自分でバッテリー交換することも難しくありません。
この記事では、初心者でも安全に作業できるよう、交換の手順・注意点・必要な工具をわかりやすく解説します。
バッテリー交換に必要なもの
作業前に以下を用意しましょう。
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新しいバッテリー(車種に合ったもの)
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10mmスパナまたはラチェットレンチ
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軍手または絶縁手袋
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バッテリーグリス(端子保護用)
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メモリーバックアップ(ナビ・時計リセット防止用)
👉 メモリーバックアップがないと、時計やオーディオ設定がリセットされることもあるので注意です。
交換手順(初心者向け)
① エンジンを切り、キーを抜く
感電防止のため、必ずエンジンを停止してから作業します。
② マイナス端子(黒)を先に外す
ショート防止のため、マイナス端子→プラス端子の順で外します。
③ バッテリーステー(固定金具)を外す
ナットを緩めて、バッテリーを固定している金具を外します。
④ 新しいバッテリーを設置
重いので落とさないように注意しながら、正しい向きで置きます。
⑤ プラス端子→マイナス端子の順で接続
取り付け時は、外した時と逆の順番です。
端子をしっかり締め、グリスを薄く塗って防錆対策をします。
⑥ エンジンをかけて動作確認
ライトやワイパー、オーディオなどが正常に動くかチェックしましょう。
作業時の注意点
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バッテリーは重くて酸性液が入っているため、傾けないこと。
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金属工具がプラス端子とボディに同時に触れるとショートの危険があります。
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外したバッテリーは、購入店やホームセンターで無料回収してもらえます。
バッテリー交換の目安時期
一般的に2〜3年が交換の目安です。
セルの回りが弱くなったり、ライトが暗く感じるようになったら早めの交換を。
まとめ
バッテリー交換は、手順を守れば初心者でも十分にできる整備です。
ただし、不安な場合やハイブリッド車の場合はプロに依頼するのがおすすめ。
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