エンジン警告灯が点灯したときの原因と対処法を徹底解説。放置すると重大な故障や高額修理につながるため、早めの診断と対応が重要です。
エンジン警告灯とは?
エンジン警告灯は、エンジンや排気系統に異常があるときに点灯する警告ランプです。
「チェックランプ」「CEL(Check Engine Light)」とも呼ばれ、放置すると故障の悪化や走行不能につながることがあります。
エンジン警告灯が点灯する主な原因
エンジン警告灯が点灯する原因は多岐にわたります。代表的なものを挙げます。
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O2センサーの不具合(排気ガスの異常を検知)
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点火プラグやイグニッションコイルの故障
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燃料系の異常(インジェクター、燃圧)
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オルタネーターやバッテリーの電圧不良
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触媒コンバーターの劣化
👉 原因はセンサーや電装系から機械的トラブルまで幅広いため、自己判断せず診断機でのチェックが必要です。
点灯したときの応急処置と走行の可否
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点灯のみ(走行に異常なし)
一時的なセンサーエラーの可能性あり。ただし早めの点検必須。 -
点滅している場合
点火系の不具合など重大トラブルのサイン。直ちに走行を中止し、ロードサービスを利用しましょう。 -
パワーダウンや異音を伴う場合
走行継続は危険。修理工場やディーラーへすぐに相談を。
放置すると危険!修理費用の目安
エンジン警告灯を無視すると、修理費用が高額になるケースもあります。
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O2センサー交換:1〜2万円
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イグニッションコイル交換:1〜3万円
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触媒コンバーター交換:10万円以上
👉 早期点検なら数千円〜で済む場合もあるため、「まだ走れるから大丈夫」と思わずに対応するのが鉄則です。
DIYでできる診断と注意点
DIY派ならOBD2スキャナーを使って故障コードを読み取ることができます。
ただし、コードが示すのは「異常のある系統」であって、必ずしも部品単体の故障とは限りません。
自己修理に自信がない場合は、プロに依頼するのが安全です。
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まとめ
エンジン警告灯は車からの重要なサインです。
「走れるから大丈夫」と放置すると修理費が跳ね上がることも。
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点灯したらまず落ち着いて状況確認
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OBD2診断や修理工場で早めに点検
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重大トラブルの兆候なら即ロードサービス
日常のメンテナンスを心がけ、トラブルを未然に防ぎましょう。
