「白熱球からLEDに変えてみたいけど、何が違うの?」
そんな疑問を持った方へ、この記事では車のナンバー灯やポジション球、ルームランプなどで使われる「LEDバルブと白熱球の違い」についてわかりやすく解説します。
DIYで交換を検討している方、車検対応が気になる方に向けて、メリット・デメリットや選び方のコツまでまとめました。
🔍 LEDバルブと白熱球の基本的な違い
比較項目 | 白熱球 | LEDバルブ |
---|---|---|
発光方式 | フィラメント発熱 | 発光ダイオード(半導体) |
消費電力 | 高い(5W前後) | 低い(1W前後) |
発熱量 | 多い | 少ない |
耐久性 | 短め(数百時間) | 長寿命(数千〜数万時間) |
光の色 | 暖色系 | 白色〜青白系(種類豊富) |
拡散性 | 自然で広がる | 製品による(直線的な光が多い) |
車検対応 | ◎ | 要注意(非対応品あり) |
✅ LEDバルブのメリットとは?
1. 省エネでバッテリーにやさしい
アイドリング中でも電力消費が少なく、特にスモールランプやルームランプにおすすめ。
2. 寿命が長く、交換頻度が減る
白熱球より圧倒的に長持ち。交換の手間が減り、長期的には経済的です。
3. 発光が明るくシャープ
視認性が高く、点灯/消灯が素早いのも特徴。
4. 豊富なカラーバリエーション
青白系のクールな印象から、純白光まで選べるのも魅力です。
⚠ LEDバルブのデメリット・注意点
・極性があるため、差す向きに注意
LEDには+と−があるため、点かないときは向きを逆に差し替え。
・製品によって光が狭くなることも
特にナンバー灯やルームランプでは、拡散タイプを選ばないと暗く感じることがあります。
・車検に非対応の製品も多い
明るすぎる、青白すぎる、照射範囲が狭いと車検NGになるケースあり。
→ 「車検対応」「Eマーク取得済み」などの記載を必ず確認しましょう。
🔧 白熱球のメリットと使う理由
-
純正採用されている安心感
-
光の広がりが自然で全体をやさしく照らす
-
車検適合でトラブルが少ない
-
LEDより安価(1個100円〜)
→とくにこだわりがなければ白熱球でも十分実用的です。
🛠 使用場所別のおすすめバルブ
使用場所 | おすすめ | 理由 |
---|---|---|
ナンバー灯 | LED(広角・車検対応) | 視認性◎、白さで映える |
ポジション球 | LED | 省エネ・寿命◎ |
ルームランプ | LED | 夜間作業でも明るく快適 |
ブレーキランプ | 白熱球(純正) | 車検対応・視認性重視 |
ウインカー | LED(ハイフラ対策済) | 発光の速さで目立つが、抵抗器が必要な場合あり |
💡 LEDバルブ選びで失敗しないために
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用途とバルブ形状(T10/T13など)を確認👈重要
-
「車検対応」や「拡散型」と書かれている製品を選ぶ👈重要
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レビューをチェック(特に明るさと寿命)
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ハイフラ対策が必要な場合は専用品を使う
🔚 まとめ:LEDと白熱球、どちらがいいかは「使い方次第」
LEDは明るくて長持ち、見た目もスタイリッシュ。
一方で、白熱球には自然な光と安心感があります。
「とりあえず変えてみたい」という方は、ナンバー灯やルームランプからLED化するのがおすすめです。
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