パワーウィンドウから異音がする…もしかしてモーターの寿命? こんな症状に心当たりがある人は多いのではないでしょうか?
パワーウィンドウは車の快適性に直結する重要な機能ですが、異音が発生すると不安になりますよね。
本記事では、パワーウィンドウの異音の原因と、それに対する対処法を解説します!
パワーウィンドウの異音の主な原因
異音の種類によって、原因が異なります。以下の症状別に確認してみましょう。
① 「ギギギ…」と軋むような音がする
▶ 原因:ガイドレールやガラスの滑りが悪くなっている
▶ 対処法:レールやガラスにシリコングリスを塗布する
パワーウィンドウは、ガイドレールに沿ってガラスが上下しますが、ゴム部分の劣化や乾燥で動きが悪くなると異音が発生します。
この場合、シリコングリスを塗ることで解消されることが多いです。
② 「カリカリ…カタカタ…」と断続的な異音がする
▶ 原因:パワーウィンドウレギュレーターの劣化
▶ 対処法:レギュレーターの交換
パワーウィンドウの開閉には「レギュレーター」と呼ばれるパーツが使われています。この部品が摩耗すると、異音が発生することがあります。
特に20系ヴェルファイアやアルファードでは、長年使用するとレギュレーターのワイヤーが緩んで異音の原因になることが多いです。
レギュレーターを交換することで改善する可能性が高いです。
③ 「ウィーン…」とモーター音が大きくなっている
▶ 原因:モーターの寿命
▶ 対処法:モーターの交換
パワーウィンドウのモーターは、長年使うと劣化してきます。特に動きが遅くなったり、音が大きくなったりする場合は、寿命のサインかもしれません。
モーターの劣化が進むと、最悪の場合動かなくなることもあります。早めの交換を検討しましょう。
④ 「ガシャッ!」と大きな異音がする
▶ 原因:ワイヤーの断裂または固定部品の破損
▶ 対処法:レギュレーターごと交換
パワーウィンドウレギュレーターのワイヤーが切れると、ガラスが急に落ちたり、動かなくなったりすることがあります。
異音とともにガラスがズレたり、動かなくなったりした場合は要注意!
レギュレーター自体の交換が必要です。
パワーウィンドウの異音を防ぐメンテナンス方法
異音を防ぐためには、定期的なメンテナンスが重要です。
✅ ガイドレールやゴム部分にシリコングリスを塗布する(半年に1回)
✅ パワーウィンドウの動作が遅くなったら早めに点検する
✅ 窓ガラスを無理に手で押し上げない(モーター負荷を減らす)
特にシリコングリスの塗布は簡単にできるので、異音が発生する前からやっておくのがおすすめです!
まとめ
パワーウィンドウの異音の原因はさまざまですが、主にレギュレーターやモーターの劣化、ガイドレールの滑りの悪さが関係しています。
異音の種類をよく確認し、適切な対処を行いましょう。
また、定期的なメンテナンスで異音の発生を防ぐことも可能です!
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