冬に車内のガラスが結露して前が見えない…そんな悩みを解消するために、簡単にできる結露防止対策を3つ紹介。原因と予防方法を初心者向けに分かりやすくまとめました。
車内の結露を防ぐ3つの対策|すぐできる簡単テクニック
冬になると、朝エンジンをかけた瞬間にフロントガラスが真っ白……。
暖房を入れてもすぐには見えず、通勤前に焦った経験はありませんか?
車の結露は 安全運転にも直結する大問題。
しっかり原因を理解し、正しい方法で対策することで、発生を大幅に減らすことができます。
■ なぜ車内は結露するのか?
結露の原因はとてもシンプルで、
車内の湿度が高く、ガラスが冷えていると、空気中の水分がガラスに付着する
という仕組みです。
湿度が上がる主な原因は以下のとおり:
-
呼吸による湿気
-
濡れた靴や傘からの水分
-
車内に置きっぱなしの濡れたタオル
-
エアコンを使わない暖房(外気導入しない)
原因を取り除けば結露は大きく減らせます。
■ 結露を防ぐ3つの対策
① 外気導入に切り替える(最も重要)
冬はつい「内気循環」にしてしまいがちですが、
これは車内の湿度を高め、結露の原因になります。
【対策】暖房をつけるときは“外気導入”にする
外の冷たく乾いた空気を取り込むことで、車内湿度が下がり、ガラスが曇りにくくなります。
※ 内気循環は短時間だけ。基本は外気導入でOK。
② エアコン(A/C)をONにして除湿する
「冬なのにエアコン?」と思うかもしれませんが、
エアコンは 除湿機能が優秀 なので、結露予防には欠かせません。
暖房+A/C
という組み合わせが、冬の最強セットです。
-
ガラスのくもりが早く取れる
-
再発しにくい
-
足元は暖かく、顔まわりはすっきり
というメリットがあります。
③ 車内の湿気を減らす工夫をする
結露の根本原因である「湿気」を減らすことで、曇りにくい車内をつくれます。
● 使える湿気対策
-
シリカゲルや除湿剤を置く
-
濡れた傘は車内に入れない
-
マットの湿りをときどき乾かす
-
スノーブーツは少し叩いて水分を落としてから乗る
特に冬は靴底が濡れている事が多いので、フロアマットが湿気まみれになりやすいです。
■ すぐ曇るときの応急処置(出発前に役立つ)
-
デフロスター(フロント暖房)を最大に
-
A/CをON
-
外気導入に切り替え
-
できれば少し窓を開けて湿気を逃がす
この組み合わせで30秒〜1分ほどで曇りが取れます。
■ 結露を防止する便利グッズ
-
結露防止スプレー(ガラスの撥水+曇り防止)
-
車内用除湿剤
-
吸水性の高いマイクロファイバークロス
スプレーは冬だけでなく、雨の日の曇り防止にも効果抜群です。
■ まとめ
車内の結露は、正しい使い方をするだけで簡単に防げます。
-
外気導入にする
-
エアコンをONにする
-
車内の湿気を減らす
この3つを徹底するだけで、冬の視界は大きく改善します。
安全運転のためにも、普段からできる対策を心がけてみてください。
おススメ
👉【DIY整備】ヘッドライトの黄ばみを取る!クリーナー比較と長持ちさせる方法
👉【DIY失敗談】ヘッドライト交換で水入りした話|原因と防ぐためのポイント

