「パワーウィンドウのオート機能が突然効かなくなった…」
こんな経験はありませんか?
ワンタッチで開閉できるオート機能は、便利な反面、バッテリー交換後やリセット時に誤作動することが多いのも特徴です。
この記事では、オート機能が効かなくなる原因と、その調整方法を詳しく解説します!
パワーウィンドウのオート機能が効かない原因
オート機能が動作しない原因はいくつかありますが、特に以下のようなケースが多いです。
① バッテリー交換後にリセットされてしまった
▶ 原因:バッテリーを交換すると、パワーウィンドウの記憶(学習データ)が消えることがある。
▶ 対処法:オート機能の再設定(リセット作業)を行う
② パワーウィンドウのスイッチが誤作動している
▶ 原因:スイッチの接触不良や内部回路の誤作動。
▶ 対処法:スイッチを何度か押して様子を見たり、スイッチ自体の交換を検討する
③ レギュレーターやモーターの劣化
▶ 原因:パワーウィンドウのモーターやレギュレーターが劣化し、正常に動作しない。
▶ 対処法:部品交換(レギュレーター・モーター)
オート機能が効かない時の調整方法(リセット手順)
最も一般的な対処法は、オート機能のリセットを行うことです。
オート機能のリセット手順(一般的な方法)
-
キーをONの状態にする(エンジンをかけるか、ACC状態にする)
-
窓を全開にする(スイッチを下げ続け、完全に開いた状態で約5秒間キープ)
-
窓を完全に閉じる(スイッチを上げ続け、完全に閉じた状態で約5秒間キープ)
-
オート機能が復活したか確認する(ワンタッチで開閉するか試す)
この方法でほとんどの場合、オート機能が復活します。
車種によって異なるリセット方法
一部の車種(特にトヨタ車やアルファード・ヴェルファイア)では、以下のような追加手順が必要な場合があります。
🔹 車種ごとのリセット方法例
✅ トヨタ・アルファード/ヴェルファイア(20系・30系)
-
イグニッションON(エンジンをかける)
-
窓を完全に開く
-
窓を閉じる(スイッチを引き続けたまま約5秒キープ)
-
もう一度、スイッチを上げて3秒キープ
-
再度オート機能を試す
✅ 日産・ホンダなどの一部車種
-
窓を閉じた状態でスイッチを2回以上素早く押す
-
エンジンOFF→ON後に再試行
メーカーや車種によって微妙にリセット方法が違うので、説明書を確認するのが確実です!
オート機能が復活しない場合の追加対処法
① ヒューズをチェックする
パワーウィンドウのヒューズが切れていると、リセットをしても動作しない場合があります。
🔹 ヒューズのチェック方法
-
ヒューズボックスを開ける(通常、運転席足元 or エンジンルーム)
-
「POWER WINDOW」や「P/W」と書かれたヒューズを確認する
-
切れていた場合は、同じアンペア数のヒューズに交換
② スイッチの接点復活剤を試す
スイッチの接触不良が原因でオート機能が効かないこともあります。
✅ 対処法
-
スイッチ部分に「接点復活剤」を少量吹きかける
-
何度かスイッチを動かして馴染ませる
これで改善するケースもあります。
まとめ
オート機能が効かなくなる原因は、主に バッテリー交換後のリセットミス、スイッチの誤作動、モーターやレギュレーターの劣化 などが考えられます。
リセット手順を試してみて、それでも直らない場合はヒューズやスイッチをチェック!
また、パワーウィンドウ関連の他の記事も参考にしてみてください!
👉 パワーウィンドウが動かない原因と対処法
👉 DIYでできる!パワーウィンドウのメンテナンスと潤滑剤の使い方
👉 パワーウィンドウスイッチの故障症状と交換方法
