猛暑の季節、車のエアコンをつけても「冷たい風が出ない」「助手席だけぬるい風」などのトラブルに困った経験はありませんか?
エアコンが効かない原因は意外に多く、DIYでチェック・改善できるケースもあります。この記事では、よくある症状・原因・具体的な対策まで詳しく解説します。
よくあるエアコンの不調症状
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送風はあるが冷たくない
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エアコンONでアイドリングが不安定になる
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渋滞中は冷えず、走行中だけ効く
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助手席側だけぬるい風が出る
こうした症状ごとに、対処法や修理のポイントが異なります。
主な原因と対処法
① 冷媒ガス(エアコンガス)の不足
経年劣化やOリングの緩みなどにより、ガスが自然に抜けてしまうことがあります。冷媒が減ると、エアコンは正常に冷えません。
対策
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ガスチャージ(DIYキットまたは整備工場)
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漏れが疑われる場合は蛍光剤による漏れチェック
🔧 DIYでもガス補充は可能ですが、適正圧の確認が重要です。
② コンプレッサーや電磁クラッチの故障
コンプレッサーは冷媒を圧縮し、冷却サイクルを作る重要部品。ここが壊れると冷気は出ません。
対策
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コンプレッサーの交換(高額修理が多い)
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電磁クラッチだけの不良ならリビルト部品で費用を抑えられる
③ コンデンサーや冷却ファンのトラブル
虫・ホコリなどによる目詰まりで熱交換効率が落ち、特にアイドリング時に冷えにくくなります。
対策
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コンデンサーの清掃(外部から優しく水洗い)
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ファンやリレーが作動しているか確認
④ エアミックスダンパーの不具合
ダンパーは冷風と温風を混ぜて温度調整する部品。ここが動かないと、片側だけぬるい風になる原因になります。
対策
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エアコン操作時に「モーター音」がするか確認
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動作しなければアクチュエーター交換が必要
⑤ エアコンフィルターの詰まり
交換時期を過ぎたフィルターは風量が落ち、冷却効率も下がります。
対策
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年1回の交換が目安
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高性能(活性炭入り)タイプもおすすめ
自分でできる!チェックポイント一覧
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エアコンの配管が冷たくなっているか
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コンプレッサー作動音がするかどうか
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ブロアファンからしっかり風が出ているか
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フィルターの汚れ具合を確認
それでも直らないときは?
ガス漏れやコンプレッサー故障など、専門機器が必要なトラブルも多いため、信頼できる整備工場で点検を受けましょう。
片側だけ冷えない/停車中は冷えない → ダンパーやファン系統の不具合が多いです。
まとめ|エアコン冷え不良の主な原因と改善ポイント
✅ 最も多い原因は「ガス不足」
✅ 停車中に冷えない場合は冷却ファンやコンデンサーを疑おう
✅ 片側だけ冷えないならエアミックスダンパー不良の可能性
✅ まずはフィルター交換から!DIYで簡単チェック可能
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