「エアコンの風は出るのに、全然冷たくならない…」
夏になるとよく聞くこの症状、実は原因はさまざまです。
特に真夏の渋滞中などは命に関わることもあるため、早めの対処が肝心。
この記事では、「送風は出るけど冷風が出ない」ときのDIYでできる原因の切り分け方法と、修理が必要なケースの見分け方を解説します。
✅ よくある原因はこの5つ!
送風はあるのに冷風が出ない時、まず疑うべきポイントはこちら:
🔍 DIYでできる!症状別チェックリスト
【1】エアコンガスの不足・漏れを疑う
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吹き出し口の風は出るが冷たくない
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コンプレッサーの回転音がしない
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ボンネットを開けると「ガスの匂い(やや甘い臭い)」がする
👉 対応策:
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エアコンガス補充用のDIYキットで簡易チャージ可能
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ただし1ヶ月以上持たない場合はガス漏れを疑ってください
【2】コンプレッサーが動いていない
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エアコンONでもカチッという作動音がしない
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アイドリングがまったく変化しない
👉 対応策:
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ボンネットを開けてコンプレッサーが回っているか目視確認
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回っていなければ、マグネットクラッチ or 電気系の可能性
【3】ヒューズ or エアコンリレーのトラブル
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送風は出るのに一切冷えない
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突然冷風が出なくなった
👉 対応策:
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ヒューズボックスを確認して「A/C」「MG CLT」「HEATER」などの表記を探し、ヒューズ切れがないかチェック
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問題なければ、リレーの交換で直ることもあります
【4】ブロアモーターやエバポレーターが汚れている
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風量が少なく、冷えるまでに時間がかかる
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内気循環でややマシになる
👉 対応策:
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エアコンフィルターをまず点検・交換(特に1年以上未交換の場合)
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それでも改善しない場合はプロによる内部洗浄がおすすめ
【5】アイドリング低下 or コンプレッサー制御不良
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渋滞や信号待ちで冷風が出なくなる
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アイドリング回転数が極端に低い
👉 対応策:
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アイドリング調整や、ISCV(アイドルスピードコントロールバルブ)の清掃が有効な場合あり
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コンプレッサー制御信号が不安定な場合もあるので、ディーラー診断も視野に
🔧 自分で直せる? 整備士に任せるべき?
状況 | DIY対応 | プロに依頼すべき |
---|---|---|
ガス補充だけなら | ◎ | ー |
コンプレッサー動作確認 | ◯ | △ |
ガス漏れ点検 | △ | ◎ |
ヒューズ・リレー交換 | ◎ | ー |
コンプレッサー交換 | ✕ | ◎ |
🔚 まとめ:送風は出るのに冷えない時の診断ポイント
✅ 風は出るが冷えない → ガス不足 or コンプレッサー不良
✅ アイドリングと連動して冷えなくなる → 制御系 or ISCV関連
✅ DIYではガス補充・ヒューズ交換まで、それ以上はプロへ!
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