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キーキー音・ゴー音・ガリガリ音など、音の種類別に危険度と対処法をまとめ、DIYで判断できる範囲と整備工場に任せるべきケースを整理しました。
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ブレーキ異音=即危険?実は音で切り分けできる
ブレーキから音がすると、多くの人が
「壊れた?」「走って大丈夫?」と不安になります。
結論から言うと、
ブレーキ異音は“音の種類”で危険度をかなり切り分け可能です。
- 放置しても問題ない音
- 早めに点検すべき音
- すぐに走行をやめるべき音
この記事では、
整備の知識がない人でも判断できる基準を軸に解説します。
まずはここを確認|異音が出るタイミング
音の正体を見極めるには、
「いつ・どんな時に鳴るか」が重要です。
チェックポイント👇
- ブレーキを踏んだ瞬間だけ鳴る?
- 低速のみ?高速でも鳴る?
- 雨の日・洗車後だけ?
- 前輪?後輪?
- 温まると消える?逆にひどくなる?
この条件を整理するだけで、
原因はかなり絞れます。
【音別】ブレーキ異音の原因と危険度
キーキー・キィー音(高音)
危険度:★☆☆(低〜中)
よくある原因:
- パッドとローターの共振
- 鳴き止めグリス不足
- 冷間時・湿気による一時的な鳴き
特徴:
- 低速で鳴りやすい
- 温まると消えることが多い
👉 走行に即危険は少ないが、
放置するとストレスが大きい。
ゴー・ゴォー音(低音)
危険度:★★★☆(中)
よくある原因:
- パッド残量が少ない
- ローターの摩耗・段付き
- パッドの当たり不良
特徴:
- 速度に比例して音が変わる
- ペダルに振動を感じることも
👉 点検推奨レベル。
早めに確認しないと悪化しやすい。
ガリガリ・ゴリゴリ音
危険度:★★★★★(高)
よくある原因:
- パッド完全摩耗
- 金属同士が直接接触
- 異物噛み込み
特徴:
- 音が非常に大きい
- 制動力低下を感じる
👉 即走行中止レベル。
この状態で走るとローター交換確定。
シャー・シュルシュル音
危険度:★★☆☆(低〜中)
よくある原因:
- 雨天後の表面サビ
- 軽い引きずり
特徴:
- 数回ブレーキで消える
- 乾燥後は出ない
👉 一時的なら問題なし。
継続する場合は点検。
DIYで確認できるチェック項目(初心者向け)
工具なしでも確認できるポイント👇
- ホイールの隙間からパッド残量が見えるか
- 明らかな金属音ではないか
- ブレーキを踏んだ時の効きに違和感がないか
- 片側だけ異音が出ていないか
ここで違和感があれば、
無理なDIYはせず点検へ。
DIYで対処できる範囲・できない範囲
DIYで対応できること
- 鳴き止めグリスの再施工
- パッドの面取り
- 軽度の清掃
DIYでやってはいけないこと
- ディスク面を削る
- 異音を我慢して走る
- 原因不明のまま部品交換
特に、
異音=削れば解決は大間違いです。
こんな場合は迷わずプロへ
- ガリガリ音が出ている
- ペダルがスカスカ
- 異音+制動力低下
- 走行中に音が大きくなる
ブレーキは命に直結します。
不安を感じた時点で正解は「点検」です。
まとめ|ブレーキ異音は「音の種類」で冷静に判断
ブレーキ異音は、
すべてが即危険というわけではありません。
- 高音 → 様子見〜軽作業
- 低音 → 早めの点検
- 金属音 → 即停止
音を聞き分けられるだけで、無駄な不安と無謀なDIYは防げます。
迷ったら「無理に直そうとしない」
それが一番安全な判断です。
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