ヘッドライトの交換はDIYでも人気の作業。
バルブ交換だけでなく、社外ライトへの交換、ユニット丸ごとの交換など手を出しやすい整備です。
しかし僕は、
ヘッドライト交換した直後に“水入り”してしまうという典型的な失敗 をしました。
この記事では
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実際の状況
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原因
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修復方法
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再発防止策
をわかりやすくまとめます。
😱 実際に起きたトラブル内容
交換して数日後の雨の日、
ヘッドライト内が ぼんやり曇っている…。
「おや?」と思いよく見ると、
内部の下部に 水滴がポタポタと溜まっている。
完全に水入り。
ライトは点灯するものの、
内部が曇って見栄え最悪。
最悪の場合、反射板が腐食して光量低下にもつながります。
DIYあるあるとはいえ、これは気持ちが落ち込みました。
🔍 水入りした原因はこれだった
今回の失敗原因は複数ありました。
✔ 1. ゴムパッキンを正しい位置に戻せていなかった
ヘッドライト裏のゴムカバー(防水キャップ)を
“なんとなくハメただけ” にしてしまい、わずかに隙間が…。
雨や洗車で水が侵入しやすい状態になっていました。
✔ 2. 交換時にゴムパッキンが古く劣化していた
経年劣化で固くなったゴムは、
微妙な変形を戻しきれず密閉性が低下していました。
外すときに少し裂けていたのも見落としていました。
✔ 3. 社外バルブの台座がわずかに純正と形状が違った
社外LEDバルブを使った場合、
純正の防水キャップと相性が悪いこともあります。
今回、キャップが奥まで入り切っていなかったことが判明。
✔ 4. ヘッドライトユニット自体に微妙なヒビ
取り外しのときに軽く落としたのが原因と思われる小さな傷…。
その小傷から浸水していた可能性も高いです。
🛠️ 実際に行った対処方法
✔ 1. ヘッドライトをしっかり乾燥させる
完全乾燥が最優先。
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ヘッドライトを外して
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バルブ穴からドライヤーで温風
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数十分あてて内部の水分を飛ばす
これで内部の曇りは消えました。
✔ 2. ゴムキャップ・パッキンを新品に交換
劣化していると何度調整しても密閉できません。
純正部品でも数百円〜数千円なので交換がベスト。
✔ 3. 気になる隙間にはシーリングを追加
ヘッドライトユニットにわずかなヒビがあったため、
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透明シリコンシーラント
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防水コーキング
を薄く塗って補強しました。
※ガッツリやると次回外せなくなるので薄く!
✔ 4. 社外バルブ → 純正形状に変更
社外LEDの台座とキャップの相性が悪かったため、
純正形状のバルブに戻してフィット感を改善。
🔧 水入りした時にやったらダメなこと
✘ 無理に走ってライトの熱で乾かそうとする
乾くどころか反射板が腐食して劣化します。
✘ 内部の水を穴を開けて抜く
内部結露の原因になり、泥水も入りやすくなり逆効果。
✘ 外側から接着剤をベタ塗り
見た目が悪くなる上、根本原因が解決しません。
🌡️ 今回の失敗で学んだこと
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防水キャップは確実にハマっているか要チェック
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ゴムパッキンは劣化しやすいので交換前提
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社外品は純正と微妙に形状が違う
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ヘッドライトは落とすと微細なヒビが入る
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水入りは早めに対処しないと反射板が劣化する
DIYの難しさは「見えない部分の密閉性」にあります。
特にヘッドライトは繊細なので、交換時は慎重さが必要でした。
失敗したからこそ、次回は完璧にできるようになったと思います。

