「パワーウィンドウが動かなくなった…」という経験、ありませんか?
開かないと不便だし、車検や安全面にも影響するため放置できません。
しかし、ディーラーや修理工場に依頼すると高額になりがちです。
本記事では、パワーウィンドウモーター交換にかかる費用と、DIYで交換する方法を詳しく解説します。
修理にかかる費用相場
パワーウィンドウモーターの修理費用は、依頼先によって大きく変わります。
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ディーラー修理:2〜5万円(部品代+工賃)
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整備工場:1.5〜3万円程度
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DIY修理:5,000〜15,000円(中古・社外品利用)
特にディーラーの場合は部品が純正新品のみのため高額になりがち。
逆にDIYなら、中古パーツや社外新品を使うことで大幅な節約が可能です。
DIYで必要な工具
DIY交換には、以下の工具を準備するとスムーズです。
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内張りはがし(クリップ破損防止)
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プラスドライバー
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ラチェットレンチ&ソケット
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絶縁手袋(感電防止)
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テスター(モーター電源確認用)
👉「おすすめ電装DIY工具まとめ」も参考にしてください。
交換の基本手順
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バッテリーのマイナス端子を外す
感電や誤作動を防ぐため必須です。 -
ドア内張りを外す
クリップやビスを外して、パネルを丁寧に取り外します。 -
ガラスを固定する
テープでガラスを養生し、落下しないように固定。 -
モーター+レギュレーターを外す
車種によっては一体型のケースがあります。 -
モーターを交換する
新品または中古品に付け替えます。 -
逆の手順で組み戻す
最後にバッテリーを接続し、動作確認を行いましょう。
👉 モーター交換後は「パワーウィンドウのリセット方法」が必要になることがあります。
DIYの注意点
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ガラス落下に注意:必ずテープなどで固定して作業する
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部品の種類に注意:モーター単体交換ができない車種もある
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安価すぎる社外品は寿命が短い可能性あり
安全に作業するため、必ず整備マニュアルやサービスデータを参考にしてください。
まとめ
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ディーラー修理は2〜5万円と高額
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DIYなら5,000〜15,000円程度に抑えられる
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工具と慎重さがあれば初心者でもチャレンジ可能
パワーウィンドウが動かないと日常の不便さはもちろん、雨の日や駐車券の受け取りにも困ります。
トラブルを感じたら、早めに点検&交換を検討しましょう。
