電装系のDIYで特に多いトラブルが、
「リレーの配線を間違えてショートさせてしまう」 という失敗。
自分もウィンカーのハイフラ対策で社外リレーを取り付けたときに、
端子の位置をよく確認せず差し込んでしまい、
バチッ!とショートさせた 苦い経験があります。
今回はその体験談をもとに、
ショート時に起きる症状、原因、対処法、再発防止策までまとめます。
■ 実際にやらかした状況
ウィンカーのLED化でハイフラが発生したため、
社外品のウィンカーリレーに交換する作業をしていたときのこと。
純正リレーの差し込み方向と社外リレーの端子配置が微妙に違うのに、
見た目だけで「これでいけるっしょ」と差し込んでしまった。
すると次の瞬間…
「バチッ!」
ヒューズが飛び、ウィンカーが完全沈黙。
「あ、やった…」と悟った瞬間だった。
■ 間違えて接続したときに起きる症状
● ① ウィンカーが一切点灯しない
ショートしているため電流が流れず、左右とも反応ゼロになる。
● ② リレーが異常発熱 or 焦げ臭い
内部基板がショートすると一瞬で熱を持つことがある。
● ③ ヒューズ切れ
最も多いケース。
ウィンカー(方向指示)系の10Aヒューズが飛んで停止。
これで一命を取り留める場合がほとんど。
● ④ ハザードも使えない
ウィンカーとハザードは同回路のため、
両方動かなくなることが多い。
● ⑤ ルームランプやメーター内表示が点滅する
ショートした電流が周辺回路に干渉すると、
予想外の電装品が点いたり消えたりすることも。
■ 原因(なぜショートしたのか)
自分の場合の原因は“あるある”すぎる。
● ① 端子配置(ピンアサイン)の確認不足
純正:
-
B(バッテリー)
-
L(ランプ)
-
E(アース)
のような配置。
社外品は同じ3ピンでも
順番が左右逆 だったり、
端子幅が微妙に違う ことがある。
これを気にせず差し込むとショートする。
● ② リレーの向きを逆に挿した
カプラーの形状が似ているとやりがち。
● ③ 社外リレーの品質差
安価なリレーほど、
純正カプラーと完全互換ではない場合が多い。
● ④ 車種別適合を調べなかった
ウィンカーリレーは車種ごとに仕様が違うため、
「合うと思って買った」ものが微妙に合わないこともある。
■ 実際にやった対処法
● 1. まずヒューズを確認
方向指示器のヒューズを確認したところ、
10Aのヒューズがしっかり飛んでいた。
これを交換。
● 2. リレー本体をチェック
見た目が焦げている、溶けている場合は即廃棄。
異常がなくても安全のため新品に変更した。
● 3. 純正リレーに戻して動作確認
純正に戻すとウィンカーが無事復活。
→ 車側の回路は無事という証拠。
● 4. 社外リレーのピンアサインを再確認
商品説明・配線図を確認し、
純正とピン位置が一致するか照らし合わせながら再挑戦。
■ 再発防止策(これをやるだけで事故率ゼロ)
■ ① リレー交換の前に“純正のピン位置を写真で保存”
スマホで1枚撮るだけで
後で「どっちがL?E?」と迷わなくなる。
■ ② 社外リレーのピン配置を必ず図で確認
記号の意味
-
B:電源
-
L:ウィンカーライン
-
E:アース(GND)
これが揃っているか必ずチェック。
■ ③ 無理に差し込まない
少しでも入りが固い時点で何かが違う。
■ ④ LED化は抵抗方式も検討
抵抗方式はリレー交換よりトラブルが少ない(ただし発熱注意)。
■ ⑤ 純正互換の“車種専用品”を選ぶ
安価な汎用品はピン位置違いが多くリスク大。
■ まとめ
ウィンカーリレーの差し間違いは、
配線がシンプルなようで実は落とし穴が多いDIYポイント。
間違えると、
-
点灯しない
-
ヒューズが飛ぶ
-
リレーが焼ける
-
周辺回路に影響が出る
といったトラブルが発生します。
しかし、
ピン配置の確認さえ怠らなければ再発は確実に防げます。
DIYをするなら 「記号の意味とピン位置の一致確認」 を習慣にすると安全です。
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