ブレーキは車の中でも 最も安全性に直結する重要パーツ。
DIYでの整備も可能ですが、正しい工具を使わないと作業が進まないどころか大きな事故につながる危険もあります。
ここでは、ブレーキ周りの整備で活躍する便利な工具をまとめました。
🔧 ブレーキ作業に必須の工具
1. トルクレンチ
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用途:キャリパー固定ボルト、ホイールナットの締め付け
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理由:ブレーキは特に締め付けトルクが重要。オーバートルクや緩みは重大事故につながる。
2. Cクランプ / ピストン戻し工具
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用途:キャリパーピストンの押し戻し
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理由:ブレーキパッド交換時に必須。
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ポイント:専用のピストンツールがあると作業効率が大幅アップ。
3. ブレーキブリーダー(エア抜きツール)
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用途:ブレーキフルードの交換・エア抜き
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理由:エアが混入するとブレーキが効かなくなる。
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ポイント:ワンマンブリーダーや電動式を使うとDIYでも確実に作業できる。
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4. メガネレンチ(フレアナットレンチ)
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用途:ブレーキラインのフルード配管を緩める
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理由:通常のスパナだとナメやすい。
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ポイント:フレアナット用のレンチを使うと安心。
5. ブレーキクリーナー
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用途:ブレーキローターやキャリパーの脱脂・洗浄
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理由:グリスや汚れが残ると制動力低下の原因に。
💡 あると便利な工具
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インパクトレンチ → ホイール脱着を素早く行える
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ワイヤーブラシ → ローターやキャリパー周りのサビ落としに
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ラバーハンマー → 固着したローターを外すときに便利
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小型タンク付きエアコンプレッサー → エア抜き作業や清掃に活躍
🔍 ブレーキ作業の注意点
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ブレーキフルードは塗装を傷める → こぼしたらすぐに拭き取る
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作業後は必ず試走テスト(徐行で確認)
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分からないと感じたら無理せずプロへ依頼する
✅ まとめ
ブレーキのDIY整備は、正しい工具と正しい知識があれば対応可能です。
ただし、失敗は命に関わるため、慎重に作業してください。
必須工具は「トルクレンチ」「ピストン戻し工具」「ブレーキブリーダー」。
これに加えてクリーナーやレンチを揃えておくと、作業効率も安全性も高まります。
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