車の整備をDIYでやっていると、たまに“やらかし案件”が出てきます。今回紹介するのは、僕が実際に体験したマフラーを外したあとに排気漏れしてしまった話です。初心者だからこそ起こる失敗で、同じミスを防ぐ参考になればと思います。
■ 事の発端:マフラーを一度外しただけのはずが…
きっかけは、後ろ側の作業のために中間パイプから後ろのマフラーを一度外しただけでした。
ナットを外して、ガスケット(リング状のパッキン)が挟まったフランジ部分を分離。そこまでは順調でした。
戻すときも、位置を合わせてボルトを締め、見た目にはしっかり固定できているように見えたので「まあ大丈夫だろう」と思っていました。
ところが、エンジンをかけると…
「ボフッ…ブブブ…」と、アイドリングの音が妙に漏れている。
嫌な予感しかない。
車の後ろに回って確認してみると、フランジ部分から微妙に排気ガスが漏れているのを発見。
「え、外して戻しただけなのに!?」という感じでした。
■ 排気漏れの原因は“ガスケットの潰れ癖”
原因は完全にこれでした。
● ガスケットは一度潰れると再利用NG
マフラーの接続部には、金属ガスケット(リングガスケット)が使われていますが、
これは締め付けられるとその車のフランジ面に合わせて変形します。
つまり、一度ついた「潰れ癖」がついてしまう。
その状態で再度取り付けると…
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密着が不十分
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面がズレて隙間ができる
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排気ガスが横から漏れる
こうなるわけです。
今回はまさにそれでした。見た目にはキレイでも、
再利用するとほぼ100%排気漏れします。
■ 対処法:ガスケットを新品に交換するしかない
排気漏れは放置しても勝手に止まることはありません。
対策はシンプルで、
✔ ガスケットを新品に交換
これだけです。
僕の車ではリングガスケットだったので、対応するサイズの純正品を購入して交換しました。
(※車種によってはプレートタイプのガスケットもあり)
交換後は排気漏れもピタッと止まり、アイドリング音も本来の静かな音に戻りました。
■ やって気付いたこと(初心者DIYあるある)
今回の排気漏れで学んだことを挙げると――
● ① 外しただけでもガスケットは交換必須
「外して付け直しただけだから大丈夫」
これは完全に油断でした。
● ② フランジの面を清掃してから取り付け
カーボンが残っていると密着不足につながります。
● ③ 締め付け順とトルク管理も大事
片側だけ先に強く締めると、面が斜めに当たって漏れやすい。
■ 同じ失敗を防ぐためにやるべきこと
初心者DIYで排気漏れを回避するには、以下を徹底するのがおすすめです。
✔ 1. 必ず新品ガスケットを用意しておく
Amazonやモノタロウで簡単に手に入ります。
✔ 2. フランジ部のカーボンを取り除く
耐水ペーパー400~600番で軽く整える程度でOK。
✔ 3. トルクレンチで適正トルクに締める
ナットの締め付けすぎでも面が歪むことがあります。
■ まとめ:マフラーは「外したら最後、ガスケット交換」が鉄則
今回の排気漏れは、
「外しただけだから大丈夫」
という油断が招いた完全な初歩ミスでした。
マフラーのフランジは構造上、再利用の難しい部分なので、
DIYで触るときはガスケットの手配もセットで考えるのが鉄則だと痛感しました。
これから同じ作業をする人は、ぜひ同じ失敗をしないように気をつけてください。
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