スポンサーリンク
スライドドアの開閉時に「ギシギシ」「ゴリゴリ」といった異音が発生していませんか?異音の原因の一つに、レール部分の汚れやグリス切れが挙げられます。適切な清掃とグリスアップを行うことで、スムーズな動作を取り戻すことが可能です。本記事では、スライドドアの異音を解消するための清掃&グリスアップ方法について詳しく解説します。
Contents
スポンサーリンク
1. スライドドアの異音の原因
スライドドアから発生する異音にはいくつかの原因があります。
異音の種類と原因
- ギシギシ音 → レールやローラー部分のグリス切れ、乾燥
- ゴリゴリ音 → レール内部に砂やホコリが詰まっている
- キーキー音 → 金属部分の摩耗、または樹脂部品の劣化
特にレール部分に汚れが溜まると、スライドドアの動きが悪くなり、最終的には開閉がスムーズにできなくなることもあります。そのため、定期的なメンテナンスが必要です。
2. 必要な道具・準備するもの
メンテナンスを行う前に、以下の道具を用意しましょう。
- マイクロファイバークロス(汚れを拭き取るため)
- パーツクリーナー(油汚れや古いグリスを除去)
- 歯ブラシまたは細いブラシ(レールの細かい部分の汚れ落とし)
- おすすめのグリス(後述)
- ゴム手袋(手を汚さないため)
3. スライドドアレールの清掃手順
① レール部分の汚れを落とす
- スライドドアを開けて、レール部分を確認する。
- 乾いた布で大きなホコリやゴミを拭き取る。
- パーツクリーナーを吹きかけ、ブラシで汚れを落とす。
- 再度、布で拭き取り、しっかり乾燥させる。
※レール部分の溝に砂やゴミが詰まっている場合は、エアダスターを使うと効果的です。
4. グリスアップの方法
レールの汚れを落とした後は、新しいグリスを塗布します。
② 適切なグリスを選ぶ
スライドドアのレールに適したグリスには、以下のような種類があります。
- シリコングリス(ゴム・プラスチック部分に優しい)
- リチウムグリス(金属部分の摩擦軽減に最適)
- フッ素系グリス(耐久性が高く、長期間潤滑を保つ)
▶ おすすめのグリス:
- KURE(呉工業)シリコンスプレー:耐久性があり、ゴムやプラスチックにも対応。
- WAKO’S(ワコーズ)スーパールブリカント:金属パーツに強い潤滑効果。
③ グリスを塗布する
- 清掃後のレールに適量のグリスを塗布する。
- 指やブラシを使って、レール全体に均等に広げる。
- スライドドアを数回開閉し、グリスが馴染むようにする。
▶ 注意点!
- グリスを塗りすぎるとホコリが付着しやすくなるので、薄く塗ることが重要。
- 樹脂部分にはリチウムグリスを避け、シリコングリスを使う。
5. 定期的なメンテナンスの重要性
スライドドアの動きを快適に保つためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
推奨メンテナンス頻度
- 3~6ヶ月ごとに清掃&グリスアップ
- 異音が出たらすぐに確認・対応
- 冬場は特にこまめにメンテナンス(寒さでグリスが固くなることがある)
定期的な手入れをすることで、スライドドアの寿命を延ばし、修理費用を抑えることにもつながります。
まとめ
スライドドアの異音は、レールの汚れやグリス切れが原因であることが多いです。今回紹介した方法で定期的にメンテナンスを行うことで、快適な開閉を維持できます。
✅ 今回のポイントまとめ
- 異音の種類を確認し、原因を特定
- 汚れをしっかり落としてレールを清掃
- 適切なグリスを薄く塗布する
- 定期的なメンテナンスを行い、スムーズな動作を保つ
愛車のスライドドアを快適に保つために、ぜひこのメンテナンスを実践してみてください!
ABOUT ME

スポンサーリンク