https://blog.with2.net/link/?id=2120018
交換 PR

【DIY整備】プラスチッククリップ(内張りクリップ)を外す専用工具まとめ

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

車の内装・外装を外すときに必ず出てくるのが、
プラスチッククリップ(内張りクリップ / リベットクリップ)

でもこれ、素手で引っこ抜こうとすると…

  • 爪が折れる

  • クリップが割れる

  • 周りのパネルが傷つく

  • 最悪の場合、戻せなくなる

など“へっぽこ整備士あるある”の失敗が起きやすい場所。

そこでこの記事では、クリップを安全に外すための専用工具をまとめて紹介します。

人気ブログランキングでフォロー


■1. クリップを外すのに専用工具が必要な理由

プラスチッククリップは年数が経つと固着して抜きにくくなります。
無理に力をかけるとパキッと折れる or 頭だけ取れるのが定番。

さらに…

  • クリップのツメ付近が脆い

  • 力の方向を間違えると破損しやすい

  • クリップは車種ごとに形状が違い、再利用しにくい

つまり、適当な工具でやると壊す確率が高い

専用工具を使うと “テコの原理” で簡単に抜けるため、DIYの成功率が一気に上がる。


■2. プラスチッククリップ専用工具の種類

ここからは、実際にDIYでよく使われるタイプを紹介!


◆① 内張り剥がし(ナイロン製 / 樹脂製)

もっとも基本のクリップ外し工具。

  • ドア内張り

  • ピラー

  • ナビ周り

  • ルーフライニング

  • バンパーの一部

など、あらゆる内装パネルに使える。

✔ メリット

  • 傷がつきにくい

  • 安価、セットで買える

  • 幅広タイプ・細いタイプなど種類が豊富

✔ デメリット

  • てこ力は弱め

  • 硬いクリップには不向き

最初にそろえるならこれ。


◆② 金属タイプ(メタルクリップリムーバー)

固着してるクリップや外装用に最強。

✔ 使う場面

  • バンパー

  • フロントフェンダー

  • ラゲッジ周り

  • 下回りのクリップ

  • 年数が経って固くなっているクリップ

✔ メリット

  • テコ力が最強

  • クリップを破壊せずに抜きやすい

  • 挟む部分が薄くて入りやすい

✔ デメリット

  • 力をかけすぎるとパネルに傷がつきやすい

金属タイプは必ず1本持っておくと整備の幅が広がる。

人気ブログランキング
人気ブログランキング


◆③ クリップリムーバー(フォーク型)

フォークのような“二又”になっていて、バチッと挟んで抜けるタイプ。

✔ 使う場面

  • ドアトリム周り

  • バンパー

  • タイヤハウス内のクリップ

  • 車内の各種パネル

✔ メリット

  • クリップの根元に刺さるので外れやすい

  • 固着系でも強い

  • 金属タイプよりも使いどころが広い

✔ デメリット

  • 工具の角度が合わないと抜けにくい

DIYで一番“万能”に使えるのがこのタイプ。


◆④ ピン抜きプーラー(中央ピン式クリップ用)

トヨタ・ホンダ車に多い
**「中心の丸いピンを引き上げるタイプ」**に使う専用工具。

✔ メリット

  • ピンだけ抜いて、クリップ本体を傷めない

  • 硬いピンでも簡単に引き上げられる

✔ デメリット

  • 適用範囲は狭め(ピンタイプに限定)

丸ピンが固くて爪が折れそうなときに便利。


◆⑤ 電動クリップリムーバー(プロ使用)

あまりDIYでは使わないけど、プロは持っていることが多い。
電動でガガガッと振動しながらクリップを抜くタイプ。

  • 作業効率が段違い

  • 内装を大量に外すときは重宝する

ただし価格はそれなり。


■3. 初心者がまず揃えるべき3本セット

へっぽこ整備士セットとしておすすめはこれ:


✔ ① 樹脂製内張り剥がし(細い&幅広)

→ 傷防止に必須。ナビ周りや内装に。

✔ ② 金属クリップリムーバー

→ 固着クリップ対応。外装やバンパーに。

✔ ③ フォーク型リムーバー

→ 最も万能でドア内張り・ラゲッジなど広範囲対応。


正直、この3本があれば 90%のクリップは外せる


■4. プラスチッククリップを壊さず外すコツ

工具だけじゃなく、外し方も大事。


▼① まず「どのタイプのクリップか」確認する

クリップには主に3種類ある:

  • 押し込みピン型

  • 引き上げピン型

  • 爪広がり圧入型

タイプが違うと外し方も違うので、
まず形を観察すること。


▼② 工具は“根元まで”差し込む

半端に刺さった状態で力をかけると折れる。
根元までキチッと入れるのが鉄則。


▼③ 力は横じゃなく“上方向”へ

無理に横へこじるとパネル破損の原因。
基本は 真上に持ち上げるイメージで。


▼④ 固着している場合は浸透剤

ラスペネ・556を使って数分置くだけで、
びっくりするほど抜けるときがある。


▼⑤ クリップは予備を持っておく

古いクリップは割れやすいので、
絶対に予備があったほうが安心

Amazonで20〜50個入りの安いセットが買える。

人気ブログランキング
人気ブログランキング


■5. まとめ

👉バッテリー交換後に時計やウィンドウがリセットされる理由と対処法

👉【DIY失敗談】トルクレンチを信用しすぎてネジ山を潰した話

👉【DIY失敗談】バンパー外しでクリップを折った話|初心者がやりがちな原因と対策

ABOUT ME
shimada550923
車を所有して約20年 車が好きで運転もカスタマイズも程々にやっております。 アルヴェル専門ブログに変更、チャレンジ アルヴェルのオーナーさん、よろしくお願いします。 私は20前期オーナーです。 スライドドア関係のトラブルが多いのでバラシて動きを見たり、レールのメンテ、ポチガーのコンピューター直結のやり方も別で情報を出そうと思うのでチャレンジしたい方は利用して下さい。 整備士の方では当たり前に出来るが自分のように素人DIYならではの苦労も記事に載せます。 最後に「少しでもヒントになったら1クリックお願いします。 励みになります(*^^)v
車カスタムランキング
車カスタムランキング