■ 冬の夕方に普通に走れていたのに翌朝エンジンが掛からない…
電装品が多い車ではよくあるトラブルです。
特に多いのがこのパターン。
✔ 気温 −2℃前後
✔ 夜にライト・エアコン使用
✔ 翌朝セルが回らない
実はこの症状、
バッテリーCCA値の低下が原因で起きます。
■ CCAとは何か?(超簡単説明)
CCAとは
👉 低温状態でエンジンを始動できる能力
を数値化したものです。
正式には
Cold Cranking Ampere(コールドクランキングアンペア)
と呼ばれます。
つまり
「冬にエンジンを回す力」
です。
■ なぜ冬に突然バッテリーが死亡するのか?
理由は2つあります。
✔ 気温が下がると性能が落ちる
気温0℃付近では
👉 バッテリー能力が約20〜30%低下
します。
✔ 電装負荷が大きい
・パワースライドドア
・大型ナビ
・シートヒーター
・オートエアコン
・電動バックドア
など電装品が多く、
夜間走行後は
バッテリー残量が減りやすいです。
■ 真冬に起きる典型トラブルの流れ
① 夕方走行(ライト・エアコン使用)
↓
② バッテリー充電が追いつかない
↓
③ 気温低下で性能低下
↓
④ 翌朝セルモーターが回らない
■ 純正サイズの新品CCA目安
✔ 100D23クラス
新品 約700CCA
✔ 125D26クラス
新品 約800CCA
■ DIYで出来る交換判断基準(−2℃想定)
⭐ 最重要ポイント
新品CCAの割合で判断します。
✔ 80%以上
まだ元気
交換不要
✔ 70%前後
劣化開始
冬場は注意
✔ 60〜65%
交換推奨
真冬の突然死が起きやすいライン。
✔ 50〜60%以下
ほぼ寿命
始動不能が起きても不思議ではありません。
■ 具体例(かなり現実的)
100D23新品 700CCAの場合
・560CCA → 使用可能
・500CCA → 交換検討
・450CCA → 交換推奨
125D26新品 800CCAの場合
・640CCA → まだ使える
・560CCA → 交換視野
・500CCA → 交換推奨
■ 電圧チェックだけでは判断できない理由
DIYでよく行われるのが
👉 エンジン停止後の電圧測定
✔ 12.6V以上
一見正常に見えます。
しかし、
CCAが低下していると
👉 電圧は正常でも
👉 エンジン始動力が不足
という状態が発生します。
■ もう一つの危険サイン(始動時電圧)
セル始動時に
👉 9.6V以下に落ちる
場合は、
ほぼ寿命と判断されます。
■ DIYユーザーがCCAテスターを使うメリット
✔ バッテリー寿命を数値で判断できる
✔ 冬前に交換判断できる
✔ 出先トラブルを防げる
■ 特にチェックをおすすめする人
・3年以上使用している
・短距離走行が多い
・冬場にセルが重い
■ まとめ
冬場トラブルは
👉 CCA値70%以下が交換判断ライン
と覚えておけばOKです。
電圧だけでは判断できないため、
CCA測定が最も確実な方法になります。
■ 今後実測予定
実際にCCAテスターを使用し、
・新品バッテリー
・使用年数バッテリー
・真冬の実測結果
を検証予定です。
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