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カーナビやドライブレコーダーをDIYで取り付ける人は増えていますが、配線の知識が不十分だとトラブルの原因になります。実際に「動かない」「ヒューズが飛んだ」「バッテリーが上がった」といった失敗は珍しくありません。ここでは、ナビやドラレコ取付でよくある配線ミスをまとめました。
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1. ACC電源と常時電源を間違える
最も多いトラブルの一つです。
- ACC電源 … イグニッションONで通電
- 常時電源 … エンジンOFFでも通電
これを逆につなぐと、
- ナビやドラレコがエンジン停止後も点きっぱなしになる
- バッテリー上がりの原因になる
といった問題が起こります。
👉 テスターを使って電源の種類を確認するのが必須です。
Sanwa(三和電気計器) デジタルマルチメーター PM-3
2. アース接続が不十分
「ボディの金属部分にビス留めすればOK」と思いがちですが、塗装部分にネジ止めすると導通しません。
- 塗装を削って金属面を出す
- ボルトやナットの下に挟み込む
といった正しい処理をしましょう。
3. 配線の被覆を傷つける
内装に無理やり押し込むと、走行中の振動で被覆が擦れてショートする危険があります。
- 配線保護チューブを使う
- 内装の隙間を確認してルートを決める
といった工夫が必要です。
4. ヒューズ容量を無視する
純正ヒューズの容量を超える機器を追加すると簡単にヒューズが飛びます。
- 電装品ごとにヒューズを追加する
- 適切な容量のヒューズ電源を使用する
ことで安全に取り付けられます。
5. エレクトロタップ頼みの接続
便利ですが接触不良や断線の原因になりやすいです。
- ギボシ端子
- カプラー
- はんだ付け
など、確実な接続方法に切り替える方が安心です。
6. 配線ルートを考えない
ナビやドラレコの配線をそのまま垂らしてしまうと、運転中に足やシフト操作に干渉することも。
- Aピラー内に隠す
- フロアマット下を通す
など見た目も安全性も両立させましょう。
まとめ
ナビやドラレコのDIY取付は楽しい作業ですが、配線ミスがあると車両トラブルに直結します。
- ACCと常時電源の確認
- 確実なアース処理
- ヒューズ容量の管理
この3点を意識するだけで、失敗のリスクは大きく減らせます。
安心して使うためにも、少しでも不安があればプロに依頼するのも選択肢の一つです。
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