今や多くのドライバーが取り付けているドライブレコーダー(通称ドラレコ)。
あおり運転の対策や事故時の証拠確保のために、後付けでの導入を検討している方も多いのではないでしょうか。
本記事では、後付けドライブレコーダーの選び方と、DIYで取り付ける際の注意点について、初心者にもわかりやすく解説します。
なぜドライブレコーダーが必要なのか?
ドライブレコーダーが注目される理由は、**「証拠を残せる安心感」**に尽きます。
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あおり運転や幅寄せ被害の映像記録
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事故発生時の過失割合を明確に
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駐車中の当て逃げや盗難対策(駐車監視機能付き)
実際、警察や保険会社への提出映像として活用されるケースが増えており、トラブル時の「保険」として重宝されています。
純正ではなく「後付け」が選ばれる理由
最近では、新車オプションとして純正ドラレコを選べる車種もありますが、多くの人が後付けタイプを選ぶ理由は次の通りです。
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純正よりも機能が豊富なモデルが多い
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コスパが良く、機種選びの自由度が高い
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既存車両にもDIYで取り付け可能
カー用品店やネットショップでも種類が豊富に出回っており、自分の使い方に合った機種が選べるのが最大の魅力です。
ドライブレコーダーの種類と特徴
後付け用ドラレコには大きく以下の種類があります。
種類 | 特徴 |
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フロントのみ | 前方の映像のみ記録。安価だが情報は限定的 |
前後2カメラ | 後方のあおり運転も記録。バランス型 |
360度カメラ | 車内外を全方位記録。駐車監視向き |
さらに、録画方式としては常時録画・衝撃検知録画・駐車監視録画などがあり、用途に応じた選択が求められます。
選ぶ際にチェックすべきポイント
以下のポイントを押さえておけば、後悔のない買い物ができます。
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画質(解像度):最低でもフルHD(1920×1080)、できれば4K対応がおすすめ
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夜間撮影性能:ナイトビジョンやSTARVIS搭載モデルは夜も鮮明
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駐車監視機能:エンジン停止後も録画するなら必須
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SDカード容量と耐久性:32GB以上&耐熱対応モデルが望ましい
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スマホ連携機能:Wi-Fiやアプリ連携で映像確認が楽に
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音声記録やGPS:走行記録や場所の特定に便利
DIY取り付けの注意点とコツ
後付けドラレコは、DIYでも比較的簡単に取り付け可能ですが、以下の点には注意が必要です。
1. 配線の取り回し
フロントガラス上部から天井内張、Aピラー内へ通すのが一般的です。
エアバッグの妨げにならないよう、Aピラー内の配線ルートには注意しましょう。
2. 電源の取り方
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シガーソケットから取るのが最も簡単(配線が露出しがち)
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ヒューズボックスからACC電源を取るとスマート(ヒューズの知識が必要)
👉詳しくは ヒューズの基礎知識と選び方 も参考に。
3. 駐車監視機能には「常時電源」が必要
この場合、バッテリーへの負担があるため、低電圧カット機能付きの電源ケーブルを使用しましょう。
取り付け後はバッテリー状態を定期的に確認するのがベストです。
映像の確認と保存方法
録画映像は基本的にSDカードに保存されますが、スマホ連携対応モデルならアプリで簡単に確認・ダウンロードできます。
録画時間はSDカードの容量により異なり、古い映像は自動で上書きされるのが一般的です。
まとめ:必要な機能を見極めて最適な1台を選ぼう
後付けのドライブレコーダーは、機種選びの自由度が高く、DIYでも取り付け可能な手軽さが魅力です。
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最低限必要な機能を明確にする
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画質や駐車監視など、優先順位を付けて選ぶ
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配線や電源に気を付けて、安全に取り付ける
初心者でもしっかり情報を押さえれば、失敗せずに快適なカーライフを守る1台を選べるはずです。
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