ヒューズ交換の方法と注意点：車の電気系トラブルを解決しよう！

車のヒューズは、電気系統を保護し、トラブルが発生した場合に回路を遮断する重要な部品です。

しかし、ヒューズが切れた場合、その交換方法や注意点を知らないと、トラブル解決が難しくなることもあります。ここでは、車のヒューズ交換の基本的な手順とよくある失敗について説明します。

Contents

交換方法を知っておこう。

まずはヒューズボックスの場所。「どこにあるのかわからない！」という人は、この機会に確認しておくことをオススメします。

ヒューズボックスは車両によってはエンジンルーム、室内の足元付近にあります。

エンジンルーム

車のヒューズ交換のきほんについて解説していきます。よく「ヒューズが切れた・飛んだ」などと表現しますが、実際それが起こった時に、どうすればいいのかをご存じでしょうか？

車両を停止させる: ヒューズを交換する前に、車両を停止させてエンジンを切ります。安全のため、キーを取り出し、エンジンを停止させた後に作業を開始します。
ヒューズボックスの位置を特定する: 一般的に、ヒューズボックスはドライバーまたは助手席のフットウェルやエンジンルーム内にあります。車種によって異なりますので、取扱説明書を参照して正確な位置を確認します。
ヒューズボックスの蓋を開ける: ヒューズボックスの蓋を開けるために、付属のヒューズ抜きツールやマイナスドライバーを使用します。
切れたヒューズを特定する: ヒューズが切れている場合、中央のメタルストリップが切れていることがわかります。切れたヒューズを特定し、交換します。
新しいヒューズを挿入する: 新しいヒューズを挿入する前に、その容量が正しいかどうかを確認します。正しいヒューズを選択し、ヒューズボックスに挿入します。
蓋を閉じる: ヒューズを交換したら、ヒューズボックスの蓋を閉じます。

シガープラグも例外ではありません。シガープラグには、電子機器を保護するためのヒューズが内蔵されています。

このヒューズは、シガープラグの配線に直列に接続されており、過電流が検知されると自動的に遮断します。

シガーソケット（車両側）ではなくて、シガープラグ（電装品側）にもヒューズが入っているのが普通です。

車両によっては別の電装品と一緒になってることがあり探すのに苦労する場合もあります。

ヒューズの容量を間違える: 車両のヒューズボックスには、異なる容量のヒューズが使用されています。間違った容量のヒューズを挿入すると、回路が過負荷になり、さらなるトラブルを引き起こす可能性があります。
ヒューズボックスを開ける際の力の入れ過ぎ: ヒューズボックスの蓋を開ける際に、力を入れ過ぎると、ヒューズボックスの周囲の部品や配線が損傷する可能性があります。
ヒューズの交換時にバッテリーを接続: ヒューズを交換する際に、バッテリーが接続されていると、ショートや感電の危険があります。必ずバッテリーを取り外してから作業を行ってください。