ウインカーをLED化した車は、ハイフラ対策が必須。
シーケンシャルウインカーに限らず、通常のLED加工でもLEDウインカーバルブでも、ウインカーをLED化すればハイフラが起こるので、いずれの場合もハイフラ対策が必要になります。

「ハイフラ」は、ウインカー電球の球切れを知らせるための高速点滅(ハイフラッシャー)のこと。
もともと電球が付いているウインカーをLED化すると、消費電力が極端に小さくなるため、車は「球が切れた」と判断して、ハイフラが起こってしまう。
では、ハイフラ対策とは何か?
方法は2つ。ハイフラキャンセラー(ハイフラ防止抵抗)と呼ばれる抵抗を付けるか、またはウインカーリレーを交換するか。
しかし最近の車は、リレーを使わなくなっています。
ウインカーのカッチンカッチン音は、もともとはウインカーリレーの動作音。しかし最近の車はウインカーリレー自体は使われておらず、擬似的に(わざわざ)ウインカーリレー音を出しています。
そのため車種によってはICリレーを使ったハイフラ対策は使えなくなってます。
つまり今どきは、ハイフラ防止対策は、事実上「ハイフラ防止抵抗を付ける」しかありませんね。
抵抗を使う方法なら古い車でも新しい車でも通用します。
これはようするに、電球が切れていないように見せかけるやり方。
単純に電気を消費させるので、どんな車でもできますね。
ハイフラ防止抵抗の取り付けにおける注意点
ただしハイフラ防止抵抗は、電気を熱に変えているわけですから、発熱しますので取り付け場所を考えなければいけません。
ヘッドライト裏なんかにペタリと貼るとヘッドライトは樹脂でできているので、溶けてしまいますね。
危ないので絶対やめましょう。火事につながる可能性も出てきます。
ハイフラ防止抵抗の熱を逃がしたいので、車両のフレームなど鉄板部分に取り付けします。

どこにも干渉しない鉄板スペースを見つけて固定します。
振動等で外れない様にしっかり固定しましょう。
抵抗の熱は、鉄板側に伝わります。だから重要なことは、抵抗と鉄板に隙間を作らず、圧着させておくことです。
抵抗の接続には3パターンあります。
加工して割り込ませる方法
カプラーでの接続
バルブに内蔵型

後はお財布との相談になります。
僕の場合はカプラーで割り込ますタイプを選びました。
