スイッチひとつで車の解錠・施錠ができる便利な「スマートキー」です。
どのような手続きが必要になりますか？
「スマートキー」を紛失したら大変ですか？ 車から離れたときでもスイッチひとつで鍵の開閉ができる「スマートキー」は便利ですが、スマートなサイズであるがゆえに紛失してしまう可能性もあります。
その場合はスペアキーを使用することになりますが、またスペアキーを紛失した場合にはできるだけ早くスマートキーを再発行したいと考えています。
「しかし、通常のキーとは大きく異なるスマートキーを再発行するにはどのような手順を踏めばよいのでしょうか？」
スマートキーを紛失したら想像以上に大変！
「スマートキーの再発行方法」とは
「スマートキーを紛失した場合は、まずその車を製造した自動車メーカーの販売店にご連絡ください。 その後、キー番号が確認できるものを持って店舗へ行き、再発行手続きを行ってください。
実は車のスマートキーは「キーナンバー」という番号でしっかり管理されています。 キーでのみロックを解除できます。
そのため、再発行の際には必ずキー番号が必要となります。
キー番号は、スペアキーに付属の銀色のプレート（キー番号が刻印された小さなプレート）、またはバーコードと番号が記載されたプラスチックのプレートで確認できます。
再発行の際は、このキーナンバーを確認できるものをご持参ください。
「では、鍵番号がわかるものがなければ再発行は可能でしょうか？」 このような場合は最終手段として、車内に刻印されている番号を調べることでキー番号を確認することが可能です。
安心して下さい。
しかし、この方法では車の部品を分解して刻印番号を確認する必要があり、多くの工数と時間がかかる難しい作業でした。 紛失の際は、キー番号を記載したプレートを紛失しないよう大切に保管してください。
では再発行にはどのくらい時間がかかりますか？
再発行には何日くらいかかりますか？
ここまでスマートキーの再発行手順を説明してきましたが、実際に再発行する場合、どれくらいの日数や費用がかかるのでしょうか？
一部のスマートキーには「物理キー」が含まれています 一部のスマートキーには「物理キー」が含まれています。
「再発行の期間はメーカーやディーラーによって異なりますが、3週間程度かかる」ようです。
ご覧のとおり、スマートキーはすぐに発行されるわけではないので、スペアキーなしでスマートキーを紛失してしまうと、しばらく車を運転することができなくなります。
そのような事態を避けるためにも、常にスペアキーを確保しておいたほうが安心です。
また、スマートキーの再発行には3万円～5万円程度の費用がかかります。 ただし、キー番号が分かっている場合の価格です。
車やキーを分解してキーシリンダーを確認するなどの作業が必要な場合は別途工賃が必要となる場合がありますし、車載コンピュータの改造等が必要な場合は費用がかかる場合があるようです。
まとめ
スマートキーの再発行にはさまざまな手続きや日数、費用がかかり、時間的にも金銭的にも大きな負担であることが分かりました。
もちろん紛失しないことが一番ですが、万が一に備えてスペアキーを常に作成しておくことが大切です。 また、キーナンバープレートは紛失しないよう所定の場所に保管してください。
