重大な交通事故につながるあおり運転は危険な行為として厳罰が設けられています。
「あおり運転」の罰則は「自転車」にも適用される!
摘発の対象となる「危険行為」とは何でしょうか?
■追い込まれていると感じたらすぐに道を譲るのが安全です。
■道を譲っても絡まれた場合は、目立つ場所に車を止めて警察に連絡してください。
運転を妨害するドライバーとは冷静な話し合いができない 信じられないことに、「あおり運転」について「原因は運転される側にある!」と主張するドライバーが未だに多いのです。
・ 2020年6月30日に新設された「妨害運転罪」に該当した場合、1回の違反で免許取り消しとなり、5年以下の懲役や罰金などの厳しい罰則が科せられます。
免許取り消しになっても煽り運転をしたドライバーにはリンチを行うべきだと考えるドライバーの考え方は理解できませんが、率直に言って、そのような頭脳で冷静な議論ができると期待はできません。
「触らぬ神に祟り無し」「君子危うから遠ざかる」などの諺があるように、迷ったらすぐに道を譲るのが最善の対処法です。
「自分は道路交通法を守って正しく運転しているのだから道を譲る義務はない」と考えるのは論理的には正しいかもしれませんが、危機管理という観点から見ると正しくないです。
道を譲って関わらないほうがいいです。 ただし、冒頭で述べたようにあおり運転側がリンチ実行モードになっている場合は、たとえ道を譲っても執拗に関与する可能性があります。
その場合は車を止めて通過させたいと思います。 車を停めるときは、できるだけ人が多い場所を選びたいです。
ただし、路肩に車を止めて追い越そうとした場合、相手も停止した場合には妨害運転のレベルを超えた暴行罪のようなトラブルが増大する可能性があります。
車を止めて追い越すのであれば、第三者の目がある場所を選びたいものです。
だって、人はたくさんいるけど、それでも暴力をふるえる人は少数派だから。 一般道にあるコンビニなどの商業施設の駐車場や、高速道路にあるパーキングエリアで通過した方が良いでしょう。
高速道路が本当に危ないと感じたら、インターチェンジに併設されている事務所に逃げると良いでしょう。
NEXCOのスタッフに助けを求めることもできますし、場合によっては高速機動隊の基地となることもあります。
まとめ
夜間、または助けを求めるのが難しい人気の少ない地域で運転されていると感じた場合は、ためらわずに警察に連絡してください。
その際、やむを得ず停止した場合でも、必ずドアを施錠し、窓を閉めてください。 交渉を考えるのではなく、ただ待って公権力に任せるのが正解です。
自分で解決しようとすると、ある意味、相手が持つリンチマインドと変わりません。 とにかく自分と同乗者を守ることを最優先に行動しましょう
