車の運転中、長い坂道でシフトダウンしてエンジンブレーキを強くかけると、一時的にエンジンから「うなる」音が発生することがあります。
燃費に影響したり、車に負担をかけたりしませんか?
ギアが低いほどエンジンブレーキが強くなり、車はうなり声を上げます 車で長い下り坂を走行しているとき、エンジンブレーキの使いすぎを避けるため、「D」レンジから2速、または「S」、「B」などにシフトダウンするときに「うなる」音が鳴ります。
燃費が悪くなったり、車に悪影響を与えたりしませんか?
エンジンブレーキの仕組みを簡単に言うと、タイヤの回転力によってエンジンが駆動し、エンジンを駆動する負荷によってタイヤの回転が減速して減速するというものです。
ギアが低いほど、エンジン回転数は高くなり、エンジンブレーキはより強くなり、うなる音もより大きくなります。
ただ、これによる燃費の悪化はほとんどないです。
現在の車では、アクセルペダルが踏まれていない場合、エンジンへの燃料噴射が停止されるためです。
「ギアを下げるとどのくらいエンジン回転数が上がるかは車によって異なります。 )
またはハンドルバーのパドルシフトでギアを変更すると、コンピューターが速度に応じて自動的にシフトを調整するため、最近の車では過度のエンジンブレーキがかかりません。
しかし、電子制御化されていない古いAT車では、例えば4速から2速に変速する際に、回転数が急激に上がり、強いショックが発生します。
車にも負担がかかりますので、まずオーバードライブをOFFにして(シフトレバーの「O/D」ボタンを押して)、その後2速→1速…とシフトチェンジしてエンジンブレーキをした方が良いと言われています。
エンジンブレーキのための突然のシフトダウンは危険です。
エンジンブレーキをできるだけ使おうと意識しすぎると危険です。
「意識的にエンジンブレーキを使うのは、本当に長い下り坂を下るとき等です。」
シフトダウンの際に強めのブレーキが必要な場合もありますが、その場合はエンジンブレーキをかけてください」
「ブレーキランプが点灯しないので、特に高速道路の下り坂では後続車に追突される危険があります」
まとめ
エンジンブレーキは、長い坂道でのフットブレーキの負担を軽減するための「補助的な使い方」と考えるのがよいです。
長い下り坂では、ギアをまったく噛まない「N」レンジに切り替えて燃費を向上させようとする人もいると思いますが、これは絶対にNGです。
「エンジンブレーキが全く効かなくなり、一番危険なのはタイヤの接地圧が弱くなることです。車は加速時には後輪に圧力がかかり、減速時にはタイヤに圧力がかかります」
「前輪が大きくなって地面に叩きつけられる。車に張り付いて走るが、Nレンジでは常に重心が移動し、安定性が非常に悪くなる」 また、「N」レンジではアクセルペダルを踏まなくてもエンジンへの燃料供給がカットされずアイドリング状態が続くため、燃費は向上しません。
エンジンブレーキはブレーキランプが点灯しないのでエンジンブレーキを使いつつ通常のブレーキも適度に使用して後続車に減速してる事のアピールも必要です。
